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更新していないのに、閲覧件数がまた増えている。。。

誰が見てくださっているのか、見てくださっている方に感謝とおわび申し上げます。

温泉津からかえってきて、夏も開けない猛暑の中、次の日から、たまった仕事や、自分のことでバーンとなり、『トイストーリー』も『アリエッティ』もまだ見にいけない始末。。。

やらねばならないことを少しずつ前に前に進めている、今日この頃です。

昨日は、神戸に出演の打ち合わせにいっていたので、ついでに、『ゲゲゲの鬼太郎展』を見てきました。
世の中は、『昼ドラ;ゲゲゲの女房』などで、鬼太郎ブーム。
まぁそれにのかったわけです。

見ての感想は、、、外は猛暑でしたが、身は非常に涼しくなりました。
そして、水木しげるという人物のすごさを初めて感じました。(まぁ普通にアニメをぼけーと見ていた私ですから、、、)

たくさんの妖怪たちが展示されていました。それらの多くは、水木さんの体験や過去の資料から、水木さんの頭の中で生まれたものですが、、、

どうやって生み出したのか?
おそらくこんな風にかな?想像してみました。

①古びた風呂桶を見られた⇒ここにはたくさんの人の体のアカがついているのだろうなぁ~⇒アカナメの誕生。

②あるとき木の枝にさらしが干してあって、風にひらひらゆられていた。⇒一反木綿の誕生。

③この世は、その恐い妖怪たちがウヨウヨいる中で、人はその存在にきづかず、過ごしている⇒その架け橋となる人物(人に何かを気付かせるキーマン)⇒鬼太郎の誕生。

みたいにね。(あくまで想像ですよ!!)

そして、全体を通して見た印象は、山の神様から生まれた妖怪は目が一つに足が一つなど、みんなどこか愛くるしい表情をしているのに対して、人間の気持ちが集まってできた妖怪は恐く、さみしげでした。

河童など時には、山や川の自然を妖怪に、ぶんぶく茶釜など、時には、人間が使う道具を妖怪に、口さけ女など、時には人間の心を妖怪に、、、。その水木さんの思いは『自然と道具への畏敬の念』と、『人間の悪しき心への警告』のように感じました。

妖怪たちの表情も豊か。

水木さんの作品の深さについつい、見いってしまいました。

さて、話を戻して、お待たせしました。
温泉津P日記開始です。

まずは初日です。
京都から温泉津へまでは7時間。
その間、いろいろなパーキングエリアがあり、そこで、くつろぐのも実は旅の少しの楽しみなんです。

こちらは、大山です。
奥大山の~♪という歌のCMがありましたよね。
あの大山です。
一路温泉津へ2010 2

ここではカレーラーメンセットを食べるといつも、決まっています。
まあ、これからまっているプロジェクト開始の景気づけといったところでしょうか?

今回は滞在時間15分でしたので、気合で食べました。僕の横では食べる時間が正味8分しかないよといっているのに、、、熱いうどんを頼んでしまったH本君、、、ギリギリにバスに滑り込んではいましたが、、、。

一路温泉津へ2010 1
今回参加の1回生と2回生です。

まぁこうやって余裕の表情を浮かべていますが、、、
終わる頃にはこの顔が、、、
引きつり、達成感にあふれ、引きつり、引き締まっていました。

一路温泉津へ2010 3
出雲大社によりました。
恒例の10円投げです。
みんな、それぞれの思いをこめ投げます。


ここにある『八雲』という蕎麦屋さんがうまいのなんの!!

私、この7年間でいろいろ食べ比べましたが、今のところ蕎麦NO1ですね。是非ご賞味あれ。

一路温泉津へ2010 4
本殿は現在修復中です。

私は、みんながおみくじを引いて、「恋愛運は~」とか言っている中、海神楽の成功を祈り、みんなの健康を祈願して、『健康安全』のお守りを買いました。(まぁ今年、いろいろな神社で計三回おみくじを引いた私、すべて末吉だったので、引かなかっただけですが。。。)

一路温泉津へ2010 5

温泉津につくと、決起&懇親会とたくさんの温泉津の人たちとの食事会が『路庵』ありました。いつも、京都のメンバーは京都メンバーと、温泉津のメンバーは温泉津メンバーと集まってしまうため、(まあ初めて現地の方を会うわけですから仕方ない。)うまく混ざるように京都のメンバーを振り分けてと思っていましたが、今年は積極的な子が多く、その必要はありませんでした。

まぁ、このプロジェクト期間中、最もおちついて食事を楽しむことができる時間です。

☆ここ、温泉津商店街にある店『路庵』ですが、おいしいの何の、、、。全品、どれを食べても間違いないという店です。ご賞味あれ。

一路温泉津へ2010 6
食事が終わり、決意をのべ、集合写真を撮る。

温泉津町の人々は仕事や家族をそっちのけで、「ようきた、ようきた」と温泉津の人が迎えてくださり、食事会に顔を出してくださる。ありがたいことです。
みなさん、とても熱い、、、。私も負けずに、頑張らねば、、、。

そう思う半面、、、今年は行くまでに仕事がまとまらず、また、自分のことやらで、学生のみんなには申し訳ないが、滞在期間中自分の作業する時間をいただかないといけない状態にありました。

学生のみんな、京都にいるときからも、ミーティングを重ね、稽古を重ね、学生リーダー含め、中心に動いていたメンバーなんかは、自分の生活の90%ぐらいをこの企画にかけていたと思います。学生達にとっては、そうして、始まった現地滞在なんです。
(もちろん、実行委員会のみなさまもそうであったと想像します。)

そんな人たちの中、私も、この期間中は体力・気力すべてを温泉津の活動になげうって過ごしたいと思っていましたが、それを少しセーブして時間を作らないといけない、もらわないとできないということがわかっていました。

泣き言ではなく、物理的な面です。

だから、自分の気持ちと体が自然に進む方向に待ったをかけるのは、とても歯がゆい思いでした。

この状況をうまく乗り越えること、その位置から見えるもの、考えること、感じること、それがこの旅の、私の中での壁であり、役目かなと思いました。

悩み、考えた結果行動し、振り返り、反省し、改善する。1日1日の中にそれが何回も繰り返されるこのプロジェクト。まさに、日本に誇れるものだと自覚します。

                          瓜生山の風ミスター007
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プロフィール
HN:
サークルメンバー
性別:
非公開
自己紹介:
島根県西部に伝わる郷土芸能“石見神楽”の習得、研究、創作に取り組んでいる団体です。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。

2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。

2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
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