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お久しぶりです。ミスター007です。
長きにわたる『忙しさ』のトンネルからなかなか抜け出せずにいますが、GW以降、どこか、幸せな気持ちを感じて日々を送っています。
それだけに今回の合宿はよかったのでしょう。
さぁ3日目のはじまりです。
朝は、マラソンから始まりました。
眠い目をこすり、重たい足を上げ、走る、走る、、、いったいだれが『マラソンしよ~』なんて言い出したのか。。。
しかし、朝から太陽の光を浴び、自然の空気をいっぱい吸って、汗を流す。こんな気持ちのいい経験は京都じゃできません。というか、やろうという気になりません。
こんなところに牛が!!
柵もなく、野山にドンと居座っていました。このスケールさすが温泉津町井田。
こちらでも、7人くらい集まり、田植えをされていました。(井田の人たちは助け合って仕事をされておられるのですね。)
瓜生山の学生『おはようございます』
井田の人たち『どこからきたんだ~』
瓜生山の学生『京都です。温泉津舞子連中さんと神楽やらせてもらっているも者です』
井田の人たち『あぁ~知っとる、知っとる。新春神楽見に行ったで~、島根県の伝統をこんな若い人らがやってくれてるのは嬉しいな~』
瓜生山の学生『ありがとうございます。頑張ります。』
少しの会話ですが、温かい。。。
終わるころにはすがすがしい顔。
たった1時間ほどのマラソンにもたくさんの発見と出会いというドラマがありました。
さぁ、ご飯をたべて午前中は学生だけで稽古です。
昨日師匠に習ったことを思い出しながら、稽古しました。
すると、、、窓越しに!!!
地元の子ども達が、見に来ていました。
この子らとは私自身3年ぐらいの付き合いで、お互い名前も顔も覚えています。
稽古を終えた後、せっかく来てくれたので、いっしょに遊びました。
『なわとびしよ~』と子どもたち。
子どもの純粋さは本当に好きです。
この純粋さを見ると心が洗われる気分になります。(彼らは私がそんなことを考えているなんて知るよしもないですが、、、)
私はカメラを持っていたので、「ちょっと何でもいいから撮ってきてよ」と子どもの一人で(私の温泉津の親友(勝手に))通称たっけんに頼みました。
10分後戻ってきた、たっけん。
どんな写真がとれたかなとカメラを見ると、、、そこには、すばらしいショットの数々が、、、
(しばしの間、たっけん美術館をごらんください。)
何もかざっていません。
何もねらっていません。
ただ『きれいだな』と思うものを、そのままとっているだけです。
しかし、どの写真も『等身大の自然』が写っており、生き生きしているのです。
すごい、、、おそるべし、たっけん。
「美的センスっちゅうのは、はっきり言えば「人間性」ですね。」とって言ってる人に「どうだー」と言いたいですね。
初日、フォトコンテストで賞をとろうとして、カメラを構えていた私はみじめな気持ちになりました。
自然児たっけん。
自然が大好きなたっけんならと思い、カメムシ(=ヘコキ)が網のところについていたので、「たっけん、ヘコキもとってきてよ~」と頼んでみました。
すると、、、
「「「ヘコキは嫌だー」」」
と嫌な顔をして大声で叫んでいました。
心のさけびでした。
『ヘコキは嫌だー』やっぱりそこは同じなんだね。安心しました。
お昼をたべ、午後からは稽古です。ここでも出会いが待っていました。
『背すじを正し、生き方を正す』
師匠の工房(稽古場)に掲げてある書です。
あの石見の風こと今福大先生(いつかのブログで書きました。)の書だそうです。
これを、見て読むだけで気合が入ります。
やはり、超人です。今福さん!!
瓜生山の風である私も負けてはいられないので、今度、瓜生山の稽古場に(勝手に)書をはっておこうと思います。
文字は『禁酒、禁煙、禁欲』ですかね。
今日も丁寧に師匠に稽古をつけていただきました。
京都に帰ってみんなに教えられるように。。。
自分が覚えられるように。。。
メンバー一同は必死!めちゃめちゃ集中していました。
ちょいと休憩です。
すると、思わぬ訪問者が、、、
何を隠そう、た△〇〇神楽社中のみなさんです。(写真まずかったら言ってください)
たまたま師匠のところへ遊びにこられたのですが、
師匠の「教えてよ~」の一言で稽古を見てもらえる機会をいただけました。
まずは鬼囃子の模範演奏。
すごいです。楽が活き活きしています。
師匠の叩く楽もそうですが、本場の人の楽は音に“生き物”がやどっているかのごとく、活き活きしています。そして、うねりがあります。聞いていると体が勝手に動きだすような感覚を得ます。
やはくこの高みに到達したい、、、と思い聞いていました。そして、その後は、大太鼓、締太鼓、笛に分かれてご指導いただきました。
一時間ほど教えていただいたわけですが、その一時間からあと、私の大太鼓の雰囲気、音、スケールが(自分で言うのは変ですが)少し変わった(と思っています)のは言うまでもありません。
改めて、本当にありがとうございました。
我々が、うまくなりたいと求めた気持ちと、師匠の縁が合いまって実現した貴重な1時間でした。
今度は、『鬼剣舞×石見神楽Ⅲ』あたりで京都にご招待したいな~とブログを通じて超個人的にお願いしておきます。
ps昨日の稽古でも、メンバーの一人が『あぁ"~た△〇〇さんに教えてもらったことできない~』と言って稽古に励んでいました。
そして、そして、この日の夜は『龍御前神社』での神楽公演でした。
まずは『塩祓い』です。大太鼓の親歌にあわせて、楽屋裏で着付けをしながら子歌を歌います。それがいい。
次は十八番演目の一つ『塵輪』です。
鬼が口上を言う場面になりました。いつもなら、楽屋裏からマイクで言っていますが、ふと気付くと私一人でした。
やばい、口上なんて覚えてないぞ。台本はあるけど、温泉津バージョンはわからないぞ。。。と客席に目をやると目線の先には、昼に稽古をみていただいた、た、た、た、、た△〇〇神楽社中の方が、、、お願いしました。
すると、台本も見ず、温泉津バージョンの口上を完璧に言っておられました。声にも迫力があります。すごい。。。
「いつなんどき、必要になるか分からないから温泉津の動きを良く見ておくように」師匠によく言われていますが、、、改めてその必要性を実感しました。
温泉津でいっしょにやらせてもらうというのは、こういう意識を持っておくということなのですね。頑張ります。
途中、着付け体験も入りました。なんと北海道からこられていたお客さんもおられたそうで、、、
この次は『恵比須』です。(写真がありません。ごめんなさい。)
大太鼓を叩かせてもらいました。
稽古を教えてもらい、そのことをふまえ、すぐ本番で打たせてもらった。最高の経験ですよ。
最後はやはり『大蛇』です。恐れ多くも私、白蛇をさせてもらいました。
長い間、蛇をさせてもらっている私。
蛇胴に巻かれることはなくなりましたが、技の決め方、技と技のつなぎ、表現力、蛇胴さばき、稽古ではいつもあ~でもない、こ~でもないと考えながら取り組み、本場のを見てあぁここはこうか~と改め、また稽古を繰り返しています。夏までにまた、一段とうまくなりますよ~たぶん(笑)
温泉津のみなさんよろしくお願いします。
以上、満員御礼。拍手喝采で幕を閉じました。
帰りは温泉津の聖地『ポプラ(コンビニです。)』で夜食を買い、今日は晩餐会です。
今日の出会いに感謝しながら、夜遅くまで語りました。
酒も飲み、眠たさMAXだった私は、何をいったのか、何をしていたのか、まったく覚えていません。
温泉津に帰ってしまった師匠とこうやって酒を酌み交わし、語り合うことが少ないメンバーは「いいひと時だった。また、師匠と飲みたい」といっていました。こういう時間て大事ですよね。
いよぉ~今日という日をありがとう!
今日の出会いにそりゃ感謝!!
瓜生山の風ミスター007
長きにわたる『忙しさ』のトンネルからなかなか抜け出せずにいますが、GW以降、どこか、幸せな気持ちを感じて日々を送っています。
それだけに今回の合宿はよかったのでしょう。
さぁ3日目のはじまりです。
朝は、マラソンから始まりました。
眠い目をこすり、重たい足を上げ、走る、走る、、、いったいだれが『マラソンしよ~』なんて言い出したのか。。。
しかし、朝から太陽の光を浴び、自然の空気をいっぱい吸って、汗を流す。こんな気持ちのいい経験は京都じゃできません。というか、やろうという気になりません。
こんなところに牛が!!
柵もなく、野山にドンと居座っていました。このスケールさすが温泉津町井田。
こちらでも、7人くらい集まり、田植えをされていました。(井田の人たちは助け合って仕事をされておられるのですね。)
瓜生山の学生『おはようございます』
井田の人たち『どこからきたんだ~』
瓜生山の学生『京都です。温泉津舞子連中さんと神楽やらせてもらっているも者です』
井田の人たち『あぁ~知っとる、知っとる。新春神楽見に行ったで~、島根県の伝統をこんな若い人らがやってくれてるのは嬉しいな~』
瓜生山の学生『ありがとうございます。頑張ります。』
少しの会話ですが、温かい。。。
終わるころにはすがすがしい顔。
たった1時間ほどのマラソンにもたくさんの発見と出会いというドラマがありました。
さぁ、ご飯をたべて午前中は学生だけで稽古です。
昨日師匠に習ったことを思い出しながら、稽古しました。
すると、、、窓越しに!!!
地元の子ども達が、見に来ていました。
この子らとは私自身3年ぐらいの付き合いで、お互い名前も顔も覚えています。
稽古を終えた後、せっかく来てくれたので、いっしょに遊びました。
『なわとびしよ~』と子どもたち。
子どもの純粋さは本当に好きです。
この純粋さを見ると心が洗われる気分になります。(彼らは私がそんなことを考えているなんて知るよしもないですが、、、)
私はカメラを持っていたので、「ちょっと何でもいいから撮ってきてよ」と子どもの一人で(私の温泉津の親友(勝手に))通称たっけんに頼みました。
10分後戻ってきた、たっけん。
どんな写真がとれたかなとカメラを見ると、、、そこには、すばらしいショットの数々が、、、
(しばしの間、たっけん美術館をごらんください。)
何もかざっていません。
何もねらっていません。
ただ『きれいだな』と思うものを、そのままとっているだけです。
しかし、どの写真も『等身大の自然』が写っており、生き生きしているのです。
すごい、、、おそるべし、たっけん。
「美的センスっちゅうのは、はっきり言えば「人間性」ですね。」とって言ってる人に「どうだー」と言いたいですね。
初日、フォトコンテストで賞をとろうとして、カメラを構えていた私はみじめな気持ちになりました。
自然児たっけん。
自然が大好きなたっけんならと思い、カメムシ(=ヘコキ)が網のところについていたので、「たっけん、ヘコキもとってきてよ~」と頼んでみました。
すると、、、
「「「ヘコキは嫌だー」」」
と嫌な顔をして大声で叫んでいました。
心のさけびでした。
『ヘコキは嫌だー』やっぱりそこは同じなんだね。安心しました。
お昼をたべ、午後からは稽古です。ここでも出会いが待っていました。
『背すじを正し、生き方を正す』
師匠の工房(稽古場)に掲げてある書です。
あの石見の風こと今福大先生(いつかのブログで書きました。)の書だそうです。
これを、見て読むだけで気合が入ります。
やはり、超人です。今福さん!!
瓜生山の風である私も負けてはいられないので、今度、瓜生山の稽古場に(勝手に)書をはっておこうと思います。
文字は『禁酒、禁煙、禁欲』ですかね。
今日も丁寧に師匠に稽古をつけていただきました。
京都に帰ってみんなに教えられるように。。。
自分が覚えられるように。。。
メンバー一同は必死!めちゃめちゃ集中していました。
ちょいと休憩です。
すると、思わぬ訪問者が、、、
何を隠そう、た△〇〇神楽社中のみなさんです。(写真まずかったら言ってください)
たまたま師匠のところへ遊びにこられたのですが、
師匠の「教えてよ~」の一言で稽古を見てもらえる機会をいただけました。
まずは鬼囃子の模範演奏。
すごいです。楽が活き活きしています。
師匠の叩く楽もそうですが、本場の人の楽は音に“生き物”がやどっているかのごとく、活き活きしています。そして、うねりがあります。聞いていると体が勝手に動きだすような感覚を得ます。
やはくこの高みに到達したい、、、と思い聞いていました。そして、その後は、大太鼓、締太鼓、笛に分かれてご指導いただきました。
一時間ほど教えていただいたわけですが、その一時間からあと、私の大太鼓の雰囲気、音、スケールが(自分で言うのは変ですが)少し変わった(と思っています)のは言うまでもありません。
改めて、本当にありがとうございました。
我々が、うまくなりたいと求めた気持ちと、師匠の縁が合いまって実現した貴重な1時間でした。
今度は、『鬼剣舞×石見神楽Ⅲ』あたりで京都にご招待したいな~とブログを通じて超個人的にお願いしておきます。
ps昨日の稽古でも、メンバーの一人が『あぁ"~た△〇〇さんに教えてもらったことできない~』と言って稽古に励んでいました。
そして、そして、この日の夜は『龍御前神社』での神楽公演でした。
まずは『塩祓い』です。大太鼓の親歌にあわせて、楽屋裏で着付けをしながら子歌を歌います。それがいい。
次は十八番演目の一つ『塵輪』です。
鬼が口上を言う場面になりました。いつもなら、楽屋裏からマイクで言っていますが、ふと気付くと私一人でした。
やばい、口上なんて覚えてないぞ。台本はあるけど、温泉津バージョンはわからないぞ。。。と客席に目をやると目線の先には、昼に稽古をみていただいた、た、た、た、、た△〇〇神楽社中の方が、、、お願いしました。
すると、台本も見ず、温泉津バージョンの口上を完璧に言っておられました。声にも迫力があります。すごい。。。
「いつなんどき、必要になるか分からないから温泉津の動きを良く見ておくように」師匠によく言われていますが、、、改めてその必要性を実感しました。
温泉津でいっしょにやらせてもらうというのは、こういう意識を持っておくということなのですね。頑張ります。
途中、着付け体験も入りました。なんと北海道からこられていたお客さんもおられたそうで、、、
この次は『恵比須』です。(写真がありません。ごめんなさい。)
大太鼓を叩かせてもらいました。
稽古を教えてもらい、そのことをふまえ、すぐ本番で打たせてもらった。最高の経験ですよ。
最後はやはり『大蛇』です。恐れ多くも私、白蛇をさせてもらいました。
長い間、蛇をさせてもらっている私。
蛇胴に巻かれることはなくなりましたが、技の決め方、技と技のつなぎ、表現力、蛇胴さばき、稽古ではいつもあ~でもない、こ~でもないと考えながら取り組み、本場のを見てあぁここはこうか~と改め、また稽古を繰り返しています。夏までにまた、一段とうまくなりますよ~たぶん(笑)
温泉津のみなさんよろしくお願いします。
以上、満員御礼。拍手喝采で幕を閉じました。
帰りは温泉津の聖地『ポプラ(コンビニです。)』で夜食を買い、今日は晩餐会です。
今日の出会いに感謝しながら、夜遅くまで語りました。
酒も飲み、眠たさMAXだった私は、何をいったのか、何をしていたのか、まったく覚えていません。
温泉津に帰ってしまった師匠とこうやって酒を酌み交わし、語り合うことが少ないメンバーは「いいひと時だった。また、師匠と飲みたい」といっていました。こういう時間て大事ですよね。
いよぉ~今日という日をありがとう!
今日の出会いにそりゃ感謝!!
瓜生山の風ミスター007
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26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
カウンター
プロフィール
HN:
サークルメンバー
性別:
非公開
自己紹介:
島根県西部に伝わる郷土芸能“石見神楽”の習得、研究、創作に取り組んでいる団体です。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
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