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先日『いただき祭り』の公演が終了しました。

この祭り、精進料理というものをたくさんの人たちといただくことで、日本人が古来より大切にしてきた『食』にたいしての思いを「いただきます」と大きく叫んで食べることで、感じ食をたべることに感謝しましょうというお祭りでした。

京都造形芸術大学の学生さんが中心となって企画・運営された祭りでした。

その会場の中の舞台で神楽を上演したわけです。

何をしたかざっと説明しますと。。

舞台
まず、舞台おくには神棚がおかれ、始まる前に粟田神社の宮司さんがこられ、神おろしの儀をおこなわれました。
本物の神職さんが神降ろしをされるのをまじまじと見たもことは初めてでした。

塩
そして、神前にお供え物をもった1人(瓜生山のメンバーであり、この企画のメンバーでもあるOさん)につづき、3人が昇段。

塩
この四人で塩祓いを上演しました。
私は裏から歌で参加でした。

その後は、精進料理をいただきました。
平日は、コンビニや弁当屋のごはんを食べている私。それらはやはり、濃い味付け、冷たいご飯なのです。(仕方ない。。。)そして、毎日食べているせいなのか、そのことになんとも感じず、普通になっている自分の舌。

料理
しかし、そこでいただきました精進料理は、味が深く、しっかりしていて、あたたかい、ほっとしました。
そして、かぼちゃ、きのこ、ごま、ごはん、それぞれの食材がとてもいきいきしていました。

はぁ~これが、日本人が大切にしてきた精神か~と思いました。
私、結構、食べる方なんですが、すぐお腹いっぱいになり、食べきれないほどでした。

恵比須
その後は恵比須・大黒の上演でした。

恵比須2
精進料理を食べた私は元気もりもり、はりっきって大太鼓を叩きました。

そして、最後はこの祭りオリジナルの演目『五観之げ音頭』。踊りに我々、京都瓜生山舞子連中の奏楽陣で拍子をつけました。踊り手は頭になんともこれまた日本風といったワラでつくった三角帽子をかぶって楽しく歌いながら踊られていました。

音頭
会場になんともいえない、祭りのように楽しく、また、精進料理のように落ち着いた深みのある雰囲気がながれました。

最後は、お客さんが帰ったあと、粟田神社の宮司さんが神降ろしの儀を厳かにとりおこなわれ、本日の祭りが無事終了しました。

ここで生まれたいただ氣祭りのみなさんとのご縁を大切にして、感謝して、午後からは泉涌寺の稽古に向かいました。

いたただき、いたただき、いたただきます~♪

                            瓜生山の風ミスター007
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プロフィール
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サークルメンバー
性別:
非公開
自己紹介:
島根県西部に伝わる郷土芸能“石見神楽”の習得、研究、創作に取り組んでいる団体です。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。

2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。

2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
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