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泉涌寺の公演が終了しました。
まず、この公演の話をいただきました、Iさんありがとうございました。瓜生山の今後につながる大きな機会になりました。
遠く西の地から、遠く東の地から北から、南から見に来てくださったみなさま、寒い中、熱心にみていただきましたみなさま。応援してくださったみなさま、裏にきて声をかけてくださり、お花や差し入れまで準備してくださったみなみなさま。本当にありがとうございました。
渡辺住職には、お寺や仏像の説明、たくさんお話、お世話いただきました。
そして師匠、鬼の指導をありがとうございました。
次の日、江津の大会で朝の8:30集合ということで公演後一睡もせずに島根まで帰り、その後に神楽公演、またそのあとに、別の稽古と、、、とりあえず、無事終了の連絡がきたときはホッとしましたよ。もはや気合いの何者でもない。。。
ではこの公演をする前、何があったのか、、、。
簡単に言うと、「なんとかなるだろう」という気持ちでいました。
今回の出演メンバーで『大蛇』をほとんど練習できていませんでした。
だから、その雰囲気が稽古にもでていました。
さっそく師匠から渇をもらいました。
目がさまめした。
寒空のもと、深夜過ぎるまで公園に御座を引いて稽古をしました。
そこで師匠に稽古を通して、丁寧に教えていただきました。
『合わせる』ということ、『みんなで向かっていく』ということを。。。
そのおかげで、公演1日目、みなさんに喜んでいただけました。
しかし、しっくりこない気持ちでいた私。
1日目の公演後、渡辺住職に大仏を見せていただきました。
運慶・探慶作のその大仏を見ていると、まだまだという気持ちがじ~んわりわいてきました。また、大仏の背中には、炎のような、雲のような、霧のような、蒸気のようなぐるぐるした彫刻がありました。
人って一生懸命のとき、背中からその雰囲気がわきあがるっていいますよね。これだ!!と思いました。
その夜、伝説の男;てつ と私の家で1:00過ぎまで振り返りました。
そして、二日目終了。
装束の解れを直してくれています。
こんなことをいったら怒られますが、、、
確実に二日目のほうが、なんといいましょうか、立ち登る盛り上がりを感じました。よかったと思います。
片付けです。
その夜、私の家に5人きました。弁当を食べながら1:00前まで、ビデオを見て振りかえりをしました。
昨日の稽古。
練習内容を見直そうと呼びかけました。
今までの練習は主に、型をどうつくるかという練習、また、通して気になったところを指摘しあうだけの練習だったようにおもいます。
しかし、昨日は違います。
舞いも奏楽も『合わせる』ということを呼びかけ、念頭において取り組みました。舞はセンスの位置、角度、間の取り方、緩急のつけ方。奏楽はまず節ごとにあわせること。大太鼓、締太鼓、手拍子、笛が合わせる意識をもつこと。
流れの中で気になるところを抽出して練習しました。
現地の神楽と自分たちの神楽の違いを話し合いました。
少しづつではありますが、みんなが向かっている方向が揃っていくようでした。
やっと、といいますか、、、どうしたらいいのかが見えました。
今後、団体として、大きく成長していくしていく予感が少しだけしました。。。(私だけでしょうか。)
最後にこんなエピソードを、、、。
鬼の稽古を終えた夜の帰り道。
本公演で『大蛇』初舞台だった、伝説の男てつが、「明日の公演にむけて景気つけしましょう♪」というので、つきあうことになった私。
向かった先は、、、
えっ、アイスクリームの自動販売機!?
いやいや、気温約5度ですよ。。。
うまいっすね~(^=^)
もちろん、私はホットコーヒーを買おうとすると、、、
「何でですか~!!」と怒られました。
そんなてつがアイス一口を食べて一言。
「ミスター007さん、大蛇って難しいですよね~普通の舞なら一回りしても、普通のお客さんは何も気づかないけど、大蛇は一回りする内に体が見えると、『あ~見えてる~』って思われますもんね。」
確かに、、、。
アイスを食べ終わるとこんなことも言ってました。
てつ「やっぱ、寒いですね~」
私「・・・」
当たり前だ!!
PS、本日ポルトガルより、もう一人の伝説の男;勇者〇かもつくんが帰ってきました。その話はまた。
瓜生山の風ミスター007
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プロフィール
HN:
サークルメンバー
性別:
非公開
自己紹介:
島根県西部に伝わる郷土芸能“石見神楽”の習得、研究、創作に取り組んでいる団体です。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
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