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本番前の準備の光景です。
今回、なげしというものを会場に装飾しました。
ほら、小学校の運動会の時に校舎の上から旗がぶら下がっているでしょう、あんな感じをイメージしてください。
これ、細かい絵を決め、一枚一枚、カッターで切り抜くという、学生メンバーの努力がつまっているものなのです。
次に天蓋を釣り上げます。
この作業もなかなか大変です。一番大変なのは、竹の笹を山に入りとってくること。
のこぎりとナタを使いますが、山はかなりの急斜面、草は生い茂っている上に、トゲトゲのものまであります。さらに、山に入るのに川があり、そこをわたるために、脚立をつかい渡るというもの。
まさに『スーパーマリオ』のダンジョンですよ(汗)
竹の笹をとるということは竹を切るということなのですが、近くに電線があり、竹の倒す方向を間違えるとアウト!!
さらに、熊や猪がでることも。。。
山と格闘している気分になります。
しかし、そう考えると、山から木を切り出す木こりさんは、倒す方向、角度、逃げ道、この一本を切り倒すことでおこる周りへの影響、、、すべて考えてやっておられるのですね。
何でも、経験。いろんなことを学びます。
ここの竹取りは、毎年、男がいくというのが恒例になってますので、
伝説の男;てつをつれていこうとしました。
すると、、、いません。
どこにもいません。。。
仕方ないから、OBのスケットとみか〇つでいきました。
無事帰ってきて、ふと上の撮影室を覗いてみると、、、
いましたよ。ニヤニヤとカメラを調整していました。
会場の全体図ができあがってきました。
次は足元灯の設置です。
見てください。この手の込んだ足元灯を!!
宿舎で何をしていたかといったら、たぶんメンバーはほぼ、なげしと、足元灯の切り抜きをしていたように思います。
時間と手間をたくさんかけました。しかし、それに見合うだけのクオリティーの高い作品になったのではないでしょうか。
本番30分前。足元灯の設置です。私も手伝いました。
灯りをつけていると、来る人と来る人が、“まぁ~きれいなこと”
と喜んでくださりました。
演目上演が始まります。
奏楽がメインとなって上演する演目『神祇太鼓』です。
『道返し』です。
仲哀天皇のいぞく征伐、『塵輪』です。
とまあここまでは、受付と蛇頭作りの合間に、このブログのためと写真をとっていました。
しかし、時間がきました。あの元気軍団の相手をする時間が。。。
そう、手道具つくりに参加した保育園から小学校の子らが待機している部屋へ。
みんなどんな顔してるのかな~と見に行くと。。。
みか〇つえびすと小5のみんなで道の確認をしています!
一緒に出演するみんなであつまり、こうだったねと教えてもらったことを確認しています。
こちらもそう、半分緊張して、でも集中している。
さすが、石見人。
元気者も、神楽の出演をするとなれば、スイッチが切り替わるのか!!?と思われたでしょ?
いやいや、、、これらの写真、落ち着いてからのものですら。
私がいくと、、、。
走り回り、御幣でたたきあい、その結果御幣の紐がとれたと泣くは、これは僕の御幣だ、違う僕のだと取り合い。
畳みはまるで、演目『大江山』を舞った後か!?というくらい、御幣の切り紙の切れ端が散在していました。
今からくる舞台に対してのワクワク感があふれていたのでしょうね。
普通は初舞台なんて緊張しますが、みんな、楽しそう、嬉しそう。
まさに『一生残る、貴重な経験』
この子らが大人になったときに、覚えていてくれると嬉しいですね。語ってくれるとうれしいですね。
「あの日のあとの、小学校の教室で、はたまたグランドの隅での彼らは集まって神楽を、、、一人、妄想してます。」
雨天対応にもかかわらず、超満員で幕を閉じました。
雨天対応にするか、海でやるか、ギリギリまで、苦渋の決断がありました。
ドラマがありました。
「ここまでやってきたんだ、海でやろう。」
「いや、お客さんのことを考えて、安心して見られるのはセンター内だ。」
「雨ふったらその時は仕方ない。海でやることに意味がある。」
「来年に繋げる企画にしないといけないんだ。」
学生メンバーの思い、地元の人の思い、実行委員会として今まで動いてきた人の思い、そして、6年間目という歴史。。。
それらをすべて考えて、悩んで決められた決断だったと思います。
こわいというか、、、とても勇気のいる決断だったと思います。
そんなことをへて、全体集合で『雨天対応』ということを師匠の口から伝えられました。
学生メンバーの中には「ええ、、、」とショックだった人もいると思います。
涙を流したメンバーもいました。
それだけ、本気なんです。
一瞬、静まったとき、実行委員会のKくんが一言いいました。
「場所は違えど、僕達が今まで時間をかけ、やってきたこの思いを演目に込めて、感動するいい舞台をつくりましょう。」
みんなの表情が「よぉ~しやってやろう!!」という強いものにかわりました。
まさに、感動の名場面でした。
瓜生山の風ミスター007
今回、なげしというものを会場に装飾しました。
ほら、小学校の運動会の時に校舎の上から旗がぶら下がっているでしょう、あんな感じをイメージしてください。
これ、細かい絵を決め、一枚一枚、カッターで切り抜くという、学生メンバーの努力がつまっているものなのです。
次に天蓋を釣り上げます。
この作業もなかなか大変です。一番大変なのは、竹の笹を山に入りとってくること。
のこぎりとナタを使いますが、山はかなりの急斜面、草は生い茂っている上に、トゲトゲのものまであります。さらに、山に入るのに川があり、そこをわたるために、脚立をつかい渡るというもの。
まさに『スーパーマリオ』のダンジョンですよ(汗)
竹の笹をとるということは竹を切るということなのですが、近くに電線があり、竹の倒す方向を間違えるとアウト!!
さらに、熊や猪がでることも。。。
山と格闘している気分になります。
しかし、そう考えると、山から木を切り出す木こりさんは、倒す方向、角度、逃げ道、この一本を切り倒すことでおこる周りへの影響、、、すべて考えてやっておられるのですね。
何でも、経験。いろんなことを学びます。
ここの竹取りは、毎年、男がいくというのが恒例になってますので、
伝説の男;てつをつれていこうとしました。
すると、、、いません。
どこにもいません。。。
仕方ないから、OBのスケットとみか〇つでいきました。
無事帰ってきて、ふと上の撮影室を覗いてみると、、、
いましたよ。ニヤニヤとカメラを調整していました。
会場の全体図ができあがってきました。
次は足元灯の設置です。
見てください。この手の込んだ足元灯を!!
宿舎で何をしていたかといったら、たぶんメンバーはほぼ、なげしと、足元灯の切り抜きをしていたように思います。
時間と手間をたくさんかけました。しかし、それに見合うだけのクオリティーの高い作品になったのではないでしょうか。
本番30分前。足元灯の設置です。私も手伝いました。
灯りをつけていると、来る人と来る人が、“まぁ~きれいなこと”
と喜んでくださりました。
演目上演が始まります。
奏楽がメインとなって上演する演目『神祇太鼓』です。
『道返し』です。
仲哀天皇のいぞく征伐、『塵輪』です。
とまあここまでは、受付と蛇頭作りの合間に、このブログのためと写真をとっていました。
しかし、時間がきました。あの元気軍団の相手をする時間が。。。
そう、手道具つくりに参加した保育園から小学校の子らが待機している部屋へ。
みんなどんな顔してるのかな~と見に行くと。。。
みか〇つえびすと小5のみんなで道の確認をしています!
一緒に出演するみんなであつまり、こうだったねと教えてもらったことを確認しています。
こちらもそう、半分緊張して、でも集中している。
さすが、石見人。
元気者も、神楽の出演をするとなれば、スイッチが切り替わるのか!!?と思われたでしょ?
いやいや、、、これらの写真、落ち着いてからのものですら。
私がいくと、、、。
走り回り、御幣でたたきあい、その結果御幣の紐がとれたと泣くは、これは僕の御幣だ、違う僕のだと取り合い。
畳みはまるで、演目『大江山』を舞った後か!?というくらい、御幣の切り紙の切れ端が散在していました。
今からくる舞台に対してのワクワク感があふれていたのでしょうね。
普通は初舞台なんて緊張しますが、みんな、楽しそう、嬉しそう。
まさに『一生残る、貴重な経験』
この子らが大人になったときに、覚えていてくれると嬉しいですね。語ってくれるとうれしいですね。
「あの日のあとの、小学校の教室で、はたまたグランドの隅での彼らは集まって神楽を、、、一人、妄想してます。」
雨天対応にもかかわらず、超満員で幕を閉じました。
雨天対応にするか、海でやるか、ギリギリまで、苦渋の決断がありました。
ドラマがありました。
「ここまでやってきたんだ、海でやろう。」
「いや、お客さんのことを考えて、安心して見られるのはセンター内だ。」
「雨ふったらその時は仕方ない。海でやることに意味がある。」
「来年に繋げる企画にしないといけないんだ。」
学生メンバーの思い、地元の人の思い、実行委員会として今まで動いてきた人の思い、そして、6年間目という歴史。。。
それらをすべて考えて、悩んで決められた決断だったと思います。
こわいというか、、、とても勇気のいる決断だったと思います。
そんなことをへて、全体集合で『雨天対応』ということを師匠の口から伝えられました。
学生メンバーの中には「ええ、、、」とショックだった人もいると思います。
涙を流したメンバーもいました。
それだけ、本気なんです。
一瞬、静まったとき、実行委員会のKくんが一言いいました。
「場所は違えど、僕達が今まで時間をかけ、やってきたこの思いを演目に込めて、感動するいい舞台をつくりましょう。」
みんなの表情が「よぉ~しやってやろう!!」という強いものにかわりました。
まさに、感動の名場面でした。
瓜生山の風ミスター007
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プロフィール
HN:
サークルメンバー
性別:
非公開
自己紹介:
島根県西部に伝わる郷土芸能“石見神楽”の習得、研究、創作に取り組んでいる団体です。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
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