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たいへん長らくお待たせしました。
合宿が終わり1ヶ月がたったのにまだかけていないこのしまつ。忙しくてちゃんと書く時間がつくれなかったのは事実ですが、、、この上なく申し訳なく思っています。
4日目も朝はマラソンからはじまります。
この日は温泉津の商店街を抜け、小学校の横を通るコースでした。
小学校の横を通ると左側には小川のせせらぎが、マイナスイオンをたくさんすっていると、メンバーの声が、、、
マラソンでの出来事(もの〇けより)
忠相「何かいる」
私「何だろう」
忠相「わかりません。でも、人ではない・・・」
忠相「来よった」
私「二宮金次郎だ」
私「ヤックル、逃げろ」
忠相「小学校の方へ行く。門で待ち構える気だ」
S氏「手を出すな。本を貰うぞ」
私「鎮まれ、鎮まりたまえ。さぞかし名のある二宮金次郎像と見受けたが、なぜそのように熱心に本を読まれるのか、、、くそ、しかたない・・・グワ、、、」
忠相「007さまっ!」
私「忠相、触れるな。ただの本ではない」
私「アキさまを呼んでこい」
忠相「あっ、アキさま。」
アキさま「みな、それ以上近づいてはならぬぞ、この水をゆっくりかけておやり」
アキさま「いずこよりいまし荒ぶる神とは存ぜぬも、かしこみかしこみあおす」
はい、、、間単にまとめると、小学校の校門に二宮金次郎の銅像があったという話です。
この情景、よき日本の心を感じます。今の世の中、学校の帰りしに携帯をいじっている高校生はたくさんいますが、本を読んでいる高校生はあまり見なくなった気がします。
本はたくさんの知識を与えてくれます。(私も仕事をしだしてから本が好きになりました。)
本嫌いだった私がいうのもおかしい話ですが、みなさん、本を読みましょう。
体があったまったところで午前中は稽古です。
まずは、今福大先生の書に一礼。この日は『スマギリ』を教えてもらいました。師匠は午前中出演があったのですが、私たちの稽古を見てくれました。。。(泣)、、、感じますか。この愛を・・・。
午後からは温泉津舞子連中さんの出演を仁摩のサンドミュージアムで見ることができました。
まずは、『日本武尊(やまとたけるのみこと)』です。
日本武尊は、東国の平定に向かう途中、兄ぎし・弟ぎしに、大野に誘い込まれ八方より火を放たれます。しかし、そのとき尊の宝剣が自然と抜けて、草を薙ぎ払い、守袋の中の火打石で迎火をつけて、兄ぎし・弟ぎしを退治するという演目です。4人の息の合った舞がみどころでしょうか。
次は龍神です。
この演目は4年前に京都の学生と温泉津舞子連中が作った演目です。
『龍神』は我らが師匠です。師匠の神楽の世界観をみているような舞でした。お客さんもノリノリです。
!!子ども発見!!
島根では神楽を見ているとしばしば子どもがおそわれます。
保育園、幼稚園、小学校低学年のみなさん。島根にきて、神楽を見られるときはお気をつけ下さい。
最後はやはり『大蛇』でしょう。
大盛り上がりで幕を閉じました。
終わると子ども達が集まってきます。
「御幣ちょうだい~!」
「鬼棒ちょうだい~!!」
「蛇胴ちょうだい~~!!!」
まぁいろんな子が来ます。
いろんなおじさんも来ます。
、、、終わったあと楽屋裏でおじさんからこんな質問が、、、
「おい、『八幡』や『リンジン』はみんなやるのに何で『鍾馗』はやらんのんだ~~~」
リンジン、、、。『塵輪』(ジンリン)ですね。。。(笑)
この日は夜も龍御前神社で公演がありました。
私は『頼政』のぬえと『大蛇』をさせてもらいました。
内容は反省だらけの舞でしたが、そのおかげで成長でするための課題も手に入れました。
神楽は基本の型というものが合って何回も繰り返し練習する中でその型を身につけます。
すると意識することなく、舞の流れを止めることなく、まるで川の流れのように、自然に舞えるようになるのです。その瞬間、伝統の芸能が芸術に変わります。“美”の部分が垣間見える瞬間です。そこまで行きたいものです。
1~4日目まで文句なし、申し分なしの合宿内容でした。
そして、5日目へ。。。
瓜生山の風ミスター007
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プロフィール
HN:
サークルメンバー
性別:
非公開
自己紹介:
島根県西部に伝わる郷土芸能“石見神楽”の習得、研究、創作に取り組んでいる団体です。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
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