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温泉津での朝は食事作りから始まります。しかし、これが意外と大変。約10人分の食事を作るには、朝6:30に起きて、作り始めるのです。
京都での生活の中で6:30におきることはあまりないため、みんな気合です。
さらに、うるわしき、女性人たちが、私のために料理を作ってくれます。
さらに、京都では毎朝コンビニのおにぎりを食べている私ですが、温泉津では、朝から白米、味噌汁、玉子焼き、おかずを私のために・・・はい・・・・私のために!!
女性陣たちが作ってくれるのです・・・。
食事班の女の子「あの、おかわりあるから・・・」
男A「ん・・・。」
食事班の女の子「あ、はい。」
男B「おかわり!」
私「おかわり!」
男C「おかわり!」
野郎達(おかわり、おかわり!!)
てな、状態です。
朝から元気がでないわけありません。
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みんなで“いただきます”
こうやってみんなで手をあわせて食べることは中学校以来。
みんなで食べるごはんはとてもおいしい。そして、いつも以上に食べ物(=自然の恵み)に感謝し、作ってもらったことに対して、ありがとうという気持ちがわいてきます。
小中学校で普通にしていた『みんなでいたたきます』が、これほどまでに大切なことだったとは、大人になって、今さら気付かされます。
ごはんを食べ、宿泊場所の井田から温泉津へ。。。と、途中
人だかりが、、、
なんだろうと、近寄ってみると、、、。
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田植えの新機械、お披露目会。
手で植えると普通なら半日かかるところが1時間で終わってしまう。
この機械を考えた人は天才です。
しかし、(最近の機械はしりませんが、)機械の便利さゆえ、注意しないといけない部分もあるのです。
例えば、稲は一つのところに3株ぐらい植えるのが成長にとって一番いいそうですが、機械だと10株ぐらい植えてしまい、稲の育成に大きく影響してしまうそうです。
う~ん。米作り深い。
いつか田んぼを確保して、“瓜生山米”をつくりたいねと話しました。
石見神楽の演目は五穀豊穣を願うものが多く、その動きは田植えの動きに密接に関係しています。
私の実家でも田植えをするのですが、神楽を学んでから田植えをしてみるとそのことが身にしみてわかります。
例えば、田植えのときは、田んぼはドロ沼状態。
中に入ると足のひざ手前までズボッとめり込みます。
一歩踏み込むと足がぬけないのです。
ウンともスンとも動きません。
無理やりぬこうとすると、長靴が田んぼにもっていかれます。
こけそうにもなります。
しかし!!神楽のガワカケという動作の足の運び方をすると見事、ぬかるみから足が抜け、前へ前へと進めるのです。
言い過ぎかもしれませんが、本当です。これはやって見た者にしかわからない。
瓜生山メンバーには、日本の文化の源流である田植えの時の知恵が、今習っている石見神楽という伝統芸能の中にちゃんとと息づいているというのを体験・実感し、『おぉ~!!』という感動を味わってほしいなと思います。
いつか、温泉津での田植え体験。よろしくお願いします(笑)
その後温泉津についた、一行は、今回の合宿のメインイベントの一つ『朝マラソン』へと向かいます。
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マラソンコースは温泉津の温泉街から、海岸の横を通り、神楽の手道具つくりのために、竹をとる山まで。
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ゴールは山の中腹、竹林です。
最後の階段のぼりが一番きついのです。
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頂上につくとみんなへとへとです。
が、気持ちいい!!体が浄化されていく気分です。
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そして、竹とり物語です。
汗をかき、自然の空気をいっぱいすって、神楽の手道具の竹をとる。
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山を降りてくるときはみんなすがすがしい顔でした。
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メンバーの一人が、『山椒』をみつけたと嬉しそうに見せてくれました。いい香りです。
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そしてマラソン終了後は師匠がアイスクリームをおごってくれました。
5月1日。もうアイスクリームがおいしい気候です。
お昼からは師匠の工房で神楽の講義を聞き、稽古をつけていただきました。
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石見神楽の起こりについて、講義をうけています。
我々は神楽の技術だけでなく、神楽の歴史、神楽を通して、人としての生き方、考え方を学んでいます。
わかりませんが、、、神楽の技術は知れても、それ以外の部分を学べているこの環境はなかなかないのではないでしょうか。
ものすごく恵まれた環境だと思います。そして技術も大事ですが、それ以外のところが実はめちゃくめちゃ大事だと実感します。
ありがたいことです。
みんな早起きし、マラソンをして汗を流し、お昼を食べた後の、座学の講義。
寝むれる条件はすべて整っていますが、みんな真剣に聞いていました。(はじめのほうは(笑))
次は稽古をみていただきました。
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舞、奏楽、大蛇を見ていただきました。
うまくなる一番の早道は『真似をすること』。
師匠の舞を真似て、完全にコピーしようと、頭も目も体もフル回転です。
体の硬い私ですが、いつか美しい舞ができるようになりたいなと師匠の舞を見るとつくづく思います。
話は飛びますが、GWの開けの稽古で、舞をする時間になりました。
「がわかけの練習をやります。」の一言で
今までなら、、、
みんな;「がわかけ?どうするんだ・・・」と見本の人のをみて、確認しながらやっていました。
ですが、今は、、、
「がわかけの練習をやります。」
みんな;「やろうか、せーの、1,2,3・・・」とお互いに声を掛け合い、注意、指摘しあっていました。今まで楽を主にやり、舞をあまりやっていなかった子が、普通に舞っていました。
舞、初心者の私も、GWに行っていなかった子に「こうやるんだよ」と見本を見せて、教えてあげることができました。
この合宿の成果が確実に現れています。
いやぁ~・・・とにかく、、、ありがたい。
後半へ続く。
うだだ~ うだだ~ うだ、うだだ~ うだうだ、だだ~♪
瓜生山の風ミスター007
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京都での生活の中で6:30におきることはあまりないため、みんな気合です。
さらに、うるわしき、女性人たちが、私のために料理を作ってくれます。
さらに、京都では毎朝コンビニのおにぎりを食べている私ですが、温泉津では、朝から白米、味噌汁、玉子焼き、おかずを私のために・・・はい・・・・私のために!!
女性陣たちが作ってくれるのです・・・。
食事班の女の子「あの、おかわりあるから・・・」
男A「ん・・・。」
食事班の女の子「あ、はい。」
男B「おかわり!」
私「おかわり!」
男C「おかわり!」
野郎達(おかわり、おかわり!!)
てな、状態です。
朝から元気がでないわけありません。
みんなで“いただきます”
こうやってみんなで手をあわせて食べることは中学校以来。
みんなで食べるごはんはとてもおいしい。そして、いつも以上に食べ物(=自然の恵み)に感謝し、作ってもらったことに対して、ありがとうという気持ちがわいてきます。
小中学校で普通にしていた『みんなでいたたきます』が、これほどまでに大切なことだったとは、大人になって、今さら気付かされます。
ごはんを食べ、宿泊場所の井田から温泉津へ。。。と、途中
人だかりが、、、
なんだろうと、近寄ってみると、、、。
田植えの新機械、お披露目会。
手で植えると普通なら半日かかるところが1時間で終わってしまう。
この機械を考えた人は天才です。
しかし、(最近の機械はしりませんが、)機械の便利さゆえ、注意しないといけない部分もあるのです。
例えば、稲は一つのところに3株ぐらい植えるのが成長にとって一番いいそうですが、機械だと10株ぐらい植えてしまい、稲の育成に大きく影響してしまうそうです。
う~ん。米作り深い。
いつか田んぼを確保して、“瓜生山米”をつくりたいねと話しました。
石見神楽の演目は五穀豊穣を願うものが多く、その動きは田植えの動きに密接に関係しています。
私の実家でも田植えをするのですが、神楽を学んでから田植えをしてみるとそのことが身にしみてわかります。
例えば、田植えのときは、田んぼはドロ沼状態。
中に入ると足のひざ手前までズボッとめり込みます。
一歩踏み込むと足がぬけないのです。
ウンともスンとも動きません。
無理やりぬこうとすると、長靴が田んぼにもっていかれます。
こけそうにもなります。
しかし!!神楽のガワカケという動作の足の運び方をすると見事、ぬかるみから足が抜け、前へ前へと進めるのです。
言い過ぎかもしれませんが、本当です。これはやって見た者にしかわからない。
瓜生山メンバーには、日本の文化の源流である田植えの時の知恵が、今習っている石見神楽という伝統芸能の中にちゃんとと息づいているというのを体験・実感し、『おぉ~!!』という感動を味わってほしいなと思います。
いつか、温泉津での田植え体験。よろしくお願いします(笑)
その後温泉津についた、一行は、今回の合宿のメインイベントの一つ『朝マラソン』へと向かいます。
マラソンコースは温泉津の温泉街から、海岸の横を通り、神楽の手道具つくりのために、竹をとる山まで。
ゴールは山の中腹、竹林です。
最後の階段のぼりが一番きついのです。
頂上につくとみんなへとへとです。
が、気持ちいい!!体が浄化されていく気分です。
そして、竹とり物語です。
汗をかき、自然の空気をいっぱいすって、神楽の手道具の竹をとる。
山を降りてくるときはみんなすがすがしい顔でした。
メンバーの一人が、『山椒』をみつけたと嬉しそうに見せてくれました。いい香りです。
そしてマラソン終了後は師匠がアイスクリームをおごってくれました。
5月1日。もうアイスクリームがおいしい気候です。
お昼からは師匠の工房で神楽の講義を聞き、稽古をつけていただきました。
石見神楽の起こりについて、講義をうけています。
我々は神楽の技術だけでなく、神楽の歴史、神楽を通して、人としての生き方、考え方を学んでいます。
わかりませんが、、、神楽の技術は知れても、それ以外の部分を学べているこの環境はなかなかないのではないでしょうか。
ものすごく恵まれた環境だと思います。そして技術も大事ですが、それ以外のところが実はめちゃくめちゃ大事だと実感します。
ありがたいことです。
みんな早起きし、マラソンをして汗を流し、お昼を食べた後の、座学の講義。
寝むれる条件はすべて整っていますが、みんな真剣に聞いていました。(はじめのほうは(笑))
次は稽古をみていただきました。
舞、奏楽、大蛇を見ていただきました。
うまくなる一番の早道は『真似をすること』。
師匠の舞を真似て、完全にコピーしようと、頭も目も体もフル回転です。
体の硬い私ですが、いつか美しい舞ができるようになりたいなと師匠の舞を見るとつくづく思います。
話は飛びますが、GWの開けの稽古で、舞をする時間になりました。
「がわかけの練習をやります。」の一言で
今までなら、、、
みんな;「がわかけ?どうするんだ・・・」と見本の人のをみて、確認しながらやっていました。
ですが、今は、、、
「がわかけの練習をやります。」
みんな;「やろうか、せーの、1,2,3・・・」とお互いに声を掛け合い、注意、指摘しあっていました。今まで楽を主にやり、舞をあまりやっていなかった子が、普通に舞っていました。
舞、初心者の私も、GWに行っていなかった子に「こうやるんだよ」と見本を見せて、教えてあげることができました。
この合宿の成果が確実に現れています。
いやぁ~・・・とにかく、、、ありがたい。
後半へ続く。
うだだ~ うだだ~ うだ、うだだ~ うだうだ、だだ~♪
瓜生山の風ミスター007
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HN:
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性別:
非公開
自己紹介:
島根県西部に伝わる郷土芸能“石見神楽”の習得、研究、創作に取り組んでいる団体です。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
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