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今日は石見の太鼓打ち“今福優さん”をご紹介したいと思います。
忘れもしない2009年8月16日、『海神楽』(※この『海神楽』なるものはいかなるものか、またお話します)の本番を控え会場設営をしていた矢先、一人の“男”がお弟子さんを連れ、現れました。
上下真っ赤のジャージ姿で、『どうもみなさん、こんにちは!』の一言。来られた瞬間会場の空気がかわりました。
その立ち振る舞い、
間違いなく、“男の中の男”です。
その男こそ、石見の太鼓打ち“今福優さん”です。
今福さんは、和太鼓集団「鬼太鼓座」の元座員で、日本全国、世界各国をめぐり、公演をされてきました。しかし、独立をめざし、鬼太鼓座を退団。その後、7年間のサラリーマン生活の中で体を鍛えながら貯金し、そのお金で太鼓一式を購入、ソロとしてデビューされた方です。
7年もの間ジッと信念を貫き、一つの目標に向かって自分を追い込み続け、みごとソロデビューを自分の力でなしえたそのすごさ、、、
間違いなく、、“男の中の男”です。
太鼓の設営、リハーサル(設営の関係で見れませんでした。)が終わり集合したときの一言。
『今日はお招きいただきありがとうございます。いい演奏をお見せしますので、期待しててください。』
堂々と『期待しててください』と言えるその姿。
間違いなく、、、“男の中の男”です。
そして、本番披露いただいた演目は『大地のうた』『悪魔祓い』『日本海幻想』でした。しっかりといろんなところから拝見させていただきました。
以前にも少し話ししましたが、私は学生時代少しだけ和太鼓をやっていました。その間所属していたチームでたくさんのことを学び、また、いくつかの太鼓チームを見る中で和太鼓はこういうものなんだと思っていたところがありましたが、その根底をぶち壊されました。
太鼓の皮を叩く音、ふちを叩く音、バチどうしを叩く音、掛け声、歌、舞、打ち方、、、強い音、やさしい音、荒々しい音、すべてが見事に絡み合い、絶妙にマッチし、一つの世界を作り上げていました。
日本にまだこんな人がいたんだ。
今福さんの姿からは日本人として脈々と受け継がれてきたもの(なんと表現したらいいのか、、、和の心、伝統、サムライスピリット。。。)を感じました。そして、それと同時に今福さんの持つ『壮大な世界感』と『生き方』のようなものも感じました。
私自信、自分の心の奥に眠っていた日本人としての心みたいなものを呼び覚まされた気分になりました。
こんな感覚初めてです。
こんな感動初めてです。
初めざわついていた会場も、だんだん静かになり、最後は拍手喝采でした。
公演を終えて、太鼓を積み、帰えられるときの一言です。
『みなさんもがんばっておられると思いますが、僕も頑張っていますので、またいつの日かお会いできる日を楽しみにしています』
自分で堂々胸張って『私は頑張っています』と人に言えるこのすごさ。
実は、搬出のとき今福さんの手の平を見たのですが、一本が私の2本分くらいあろうほどの大きな指としわだらけの分厚く大きな手の平でした。印象的でした。
『姫様はこの手を好きじゃというとくれる、働き者の綺麗な手じゃというとくれます。。』(風の谷のナウシカより)
今福優。まさに本物の“男”です。
調子に乗ってサインをお願いすると、快く応じていただきました。
『日本海幻想 太鼓打ち 今福優』
私もいつか『瓜生の風 神楽男 石見太郎』なんて人の背中に書ける男になりたいものです。
たった数時間の出会いですが、あなたの姿が私の人生に影響を与えてくれたのは間違いなしです。
今福優さんとお弟子さんの末永さん、堂本さん、
本当にありがとうございます。
そして今福優さんを呼んできた師匠。さすがです。
今日3月7日は、わたしが以前所属していた。和太鼓チームの公演があります。どんな公演をみせてくれるのか、楽しみで夜も眠れません。
(現在午前1時30分)
京都瓜生山舞子連中ミスター007
山車が出ていました。手作りでしょうか??
『秩父』・・・埼玉県秩父市で叩かれている「秩父屋台囃子」を再構成された演目だそうです。
12月3日を中心に行われる秩父神社の例大祭は、日本三大曳山祭の1つで(飛騨・高山祭りに並び、京都・祇園祭りもそうですね)、「秩父夜祭」の名前で親しまれています。豪華絢爛な笠鉾と屋台が曳かれ、
その間中演奏され続けているのが「秩父屋台囃子」です。
多くの和太鼓チームが取り入れている演目ですね。私も昔少し和太鼓をやっていたので、やったことがあります。
詳しくは分かりませんが、、、屋台囃子を沖縄風にアレンジしているという残波大獅子太鼓(ざんぱうふじしだいこ)の曲目を一度見てみたいです。
京都瓜生山舞子連中ミスター007
先月の27日に和太鼓ドンの公演を見に行ってきました。前から存在はしっていたものの、なかなか機会がなかったのですが、きっかけは突然やってきました。
夜家でカレーが食べたくなり、カレーマ〇シェを湯にいれて、5分がたったころ、携帯の着信音がなりました。
ブーン、ブーン(携帯の着信音)
「あ、もしもし、今、河原町三条で和太鼓ドンっていう団体がミニライブしてますよ!何か神楽に似たような舞をまっているんです!」と連絡が。
カレーマル〇ェよ。すまぬ。
「帰ってきたら必ず食べるから」
約束を交わし、ちゃりんこをこいで三条へ向かいました。すると、寒空の下、岩手県岩泉町小本の郷土芸能『七頭舞』を披露している団体がありました。
その団体が和太鼓ドンでした。
若者が郷土に残る芸能を学び、それを京都で披露している。私たち瓜生山舞子連中と似た空気を感じました。この和太鼓ドンとはどんな団体で、どんな人たちがやっているのか?気になりました。
※・・・『七頭舞』(ななずまい)
起源は天保時代、神楽舞の「七つもの」をもとに作られたと言われている舞で、薙刀、太刀をもって舞います。
五穀豊穣、家内安全、大漁祈願など様々な意味合いがあるそうです。
お囃子は太鼓・笛・手振鉦の3つの楽器によって構成されています。
というわけで、やってきました。“和太鼓ドン自主公演”
披露されたのは、『七頭舞』『八丈~本ばたき、しゃばたき~』『鬼』『三宅』『大川平荒馬踊り』『八丈~ゆうちき、樫立~』『津軽じょんから節』『ぶち合わせ太鼓』『ドン荒馬』『秩父』の以上10演目でした。
伝統芸能と和太鼓、それらを地元の人から受け継ぎ伝え、時にはアレンジして披露されていました。べたな意見ですが、とても楽しかった!というのが感想です。
「芸能が好きだ、和太鼓は楽しい」そんな演者の気持ちがよく伝わり、見ているこちら側も楽しくなりました。
芸能や和太鼓の楽しさという魅力を教えてくれているようでした。
私も同じです。神楽をやる一番の理由は「神楽が好きだから」
もちろん、いろんなことを考えながら、悩みながらやっていますが、「神楽が好き」結局根本はここです。
“好きこそものの上手なれ”
地元の人の交流を通して、習得し、披露されているところも共感がもてました。
また、いつか、どこかで若者同士、日本の良き心を学ぶ者同士、文化・芸能の都京都で活動する者同士、文芸復興できる日がきたらいいなと思いました。
帰宅後、冷たくなったカレー〇ルシェを再度温めて食べました。いつもより味に深みが増しているような、、、気のせいか。
あ、投稿わたしです。
京都瓜生山舞子連中ミスター007
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カウンター
プロフィール
HN:
サークルメンバー
性別:
非公開
自己紹介:
島根県西部に伝わる郷土芸能“石見神楽”の習得、研究、創作に取り組んでいる団体です。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
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