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次の日。。。

海神楽111
私が起きると、てつ君、こうなってました。

顔を洗って、戻ってくると、、、

海神楽112
こうなってました。

本当にお疲れ様。

「自分は動けていない。」「気付けない。」

それが、彼の口癖でした。
しかし、なれない土地で、周りは先輩だらけ、男も私入れて4人という中で3ヶ月に渡るプロジャクトをここまでやりっきてくれましたよ。

海神楽113
片付けです。
このあとは打ち上げ。気持ちも足もかろやかに作業が進んでいきます。

さあ、打ち上げです。

q
みてください。この笑顔☆ 打ち上げ終盤のものです。

打ち上げ前に、

「この打ち上げだけは、自分から積極的に動きます!」

と意気込んでいました。

自ら打ち上げの司会に名乗りをあげた、てつ君。

みんなも「温泉津舞子連中の方とどんな話をする~?」って盛り上がってました。(え~と、、、、だから、本番のビデオ見るはもう少し、後にしてくださいね。。。みんな、その間、からめなくて、、、、お願いします(汗))


海神楽114
お酒も入り、盛り上がってしましたよ。

みなさん。お疲れ様でした。

海神楽115
海神楽の打ち上げの日は毎回、師匠の誕生日が近く、みんなで祝います。こんなたくさんの人に祝ってもらえる誕生日なんて最高ですよね。

師匠もお疲れさまでした。

海神楽116
この酒の入った、大盛り上がりの場所で、なぜかオカリナを吹きはじめるやつも、、、

しかも、選曲が癒し系。

しかも、「もういいです」という空気をよそに、吹き続ける彼、、、。

最後は、吹き終わってないのに、拍手で強制終了。

海神楽118
調子に乗りすぎたてつ君は、後で、温泉津舞子連中のMさんに怒られていました、、、。

、、、。。。、、、

冗談です。単純に何かの話を聞いている写真です。

さいごに、、、

今年の海神楽プロジェクトはいろんな『ドッキ!』とさせられることがありました。
だから、メンバーは本当に大変だったと思います。でも、それらをみごと乗り越えたと思います。

いろんな形で応援してくださった温泉津町のみなさん。
本当に、本当に、本当に、ありがとうございました。

そして、ブログでは一部の人しか、登場していませんが、、、(面白く書くために(笑))、、、この企画には18名もの学生がかかわっていました。18通りの努力がありました。

そして、やはり、私は、近くで見ていたからこそ、、、、、この企画を盛り上げてくれた学生メンバーの努力にお礼をいいたい!
みごと次へと繋げてくれた学生メンバーのみんなっ!!

ありがとう!

温泉津の人への感謝の気持ちと学生の姿を少しでも伝えられたらと思い、これまでいろいろ書きました。

人に頼む。
人から頼まれる。
人に支えてもらう。
人に迷惑をかける。
人の熱意を感じる。
人に思いを伝える。
人のあたたかさを感じる。
人の良さを知る。
人に感動してもらう。
人に感謝する。
人に感謝してもらう。

『人』を感じるプロジェクト。

『人』から学ぶプロジェクト。

それが、海神楽プロジェクトのよさです。

r
来年もどうぞよろしくお願いします。

今、新春神楽に向け新たな歴史が始動しています。
こうご期待!!!
                            瓜生山の風ミスター007
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本番前の準備の光景です。

海神楽2-5
今回、なげしというものを会場に装飾しました。

ほら、小学校の運動会の時に校舎の上から旗がぶら下がっているでしょう、あんな感じをイメージしてください。

これ、細かい絵を決め、一枚一枚、カッターで切り抜くという、学生メンバーの努力がつまっているものなのです。

海神楽2-6
次に天蓋を釣り上げます。

この作業もなかなか大変です。一番大変なのは、竹の笹を山に入りとってくること。
のこぎりとナタを使いますが、山はかなりの急斜面、草は生い茂っている上に、トゲトゲのものまであります。さらに、山に入るのに川があり、そこをわたるために、脚立をつかい渡るというもの。

まさに『スーパーマリオ』のダンジョンですよ(汗)

竹の笹をとるということは竹を切るということなのですが、近くに電線があり、竹の倒す方向を間違えるとアウト!!

さらに、熊や猪がでることも。。。

山と格闘している気分になります。

しかし、そう考えると、山から木を切り出す木こりさんは、倒す方向、角度、逃げ道、この一本を切り倒すことでおこる周りへの影響、、、すべて考えてやっておられるのですね。

何でも、経験。いろんなことを学びます。

ここの竹取りは、毎年、男がいくというのが恒例になってますので、
伝説の男;てつをつれていこうとしました。
すると、、、いません。

どこにもいません。。。

仕方ないから、OBのスケットとみか〇つでいきました。

無事帰ってきて、ふと上の撮影室を覗いてみると、、、

海神楽2-8
いましたよ。ニヤニヤとカメラを調整していました。


海神楽2-7
会場の全体図ができあがってきました。


海神楽2-10
次は足元灯の設置です。
見てください。この手の込んだ足元灯を!!

宿舎で何をしていたかといったら、たぶんメンバーはほぼ、なげしと、足元灯の切り抜きをしていたように思います。
時間と手間をたくさんかけました。しかし、それに見合うだけのクオリティーの高い作品になったのではないでしょうか。

海神楽2-4
本番30分前。足元灯の設置です。私も手伝いました。
灯りをつけていると、来る人と来る人が、“まぁ~きれいなこと”
と喜んでくださりました。

演目上演が始まります。

海神楽01
奏楽がメインとなって上演する演目『神祇太鼓』です。

海神楽001
『道返し』です。

海神楽002
仲哀天皇のいぞく征伐、『塵輪』です。

とまあここまでは、受付と蛇頭作りの合間に、このブログのためと写真をとっていました。
しかし、時間がきました。あの元気軍団の相手をする時間が。。。
そう、手道具つくりに参加した保育園から小学校の子らが待機している部屋へ。

みんなどんな顔してるのかな~と見に行くと。。。

海神楽003
みか〇つえびすと小5のみんなで道の確認をしています!

海神楽004
一緒に出演するみんなであつまり、こうだったねと教えてもらったことを確認しています。

海神楽005
こちらもそう、半分緊張して、でも集中している。

さすが、石見人。

元気者も、神楽の出演をするとなれば、スイッチが切り替わるのか!!?と思われたでしょ?

いやいや、、、これらの写真、落ち着いてからのものですら。

私がいくと、、、。
海神楽006
走り回り、御幣でたたきあい、その結果御幣の紐がとれたと泣くは、これは僕の御幣だ、違う僕のだと取り合い。

畳みはまるで、演目『大江山』を舞った後か!?というくらい、御幣の切り紙の切れ端が散在していました。

今からくる舞台に対してのワクワク感があふれていたのでしょうね。

海神楽007
普通は初舞台なんて緊張しますが、みんな、楽しそう、嬉しそう。

海神楽008
まさに『一生残る、貴重な経験』

この子らが大人になったときに、覚えていてくれると嬉しいですね。語ってくれるとうれしいですね。

「あの日のあとの、小学校の教室で、はたまたグランドの隅での彼らは集まって神楽を、、、一人、妄想してます。」

海神楽 2010 ①
雨天対応にもかかわらず、超満員で幕を閉じました。

雨天対応にするか、海でやるか、ギリギリまで、苦渋の決断がありました。

ドラマがありました。

「ここまでやってきたんだ、海でやろう。」

「いや、お客さんのことを考えて、安心して見られるのはセンター内だ。」

「雨ふったらその時は仕方ない。海でやることに意味がある。」

「来年に繋げる企画にしないといけないんだ。」

学生メンバーの思い、地元の人の思い、実行委員会として今まで動いてきた人の思い、そして、6年間目という歴史。。。
それらをすべて考えて、悩んで決められた決断だったと思います。

こわいというか、、、とても勇気のいる決断だったと思います。


そんなことをへて、全体集合で『雨天対応』ということを師匠の口から伝えられました。

学生メンバーの中には「ええ、、、」とショックだった人もいると思います。

涙を流したメンバーもいました。

それだけ、本気なんです。

一瞬、静まったとき、実行委員会のKくんが一言いいました。

「場所は違えど、僕達が今まで時間をかけ、やってきたこの思いを演目に込めて、感動するいい舞台をつくりましょう。」

みんなの表情が「よぉ~しやってやろう!!」という強いものにかわりました。

まさに、感動の名場面でした。

                            瓜生山の風ミスター007
先日行われましたいただ氣まつり、泉涌寺公演の写真をフォトアルバムにアップしました!
ぜひご覧ください♪
(残念ながら泉涌寺公演は、本番中の写真がなく本番前日の通しのものしかありません・・・)

mi
せんー5
泉涌寺の公演が終了しました。

まず、この公演の話をいただきました、Iさんありがとうございました。瓜生山の今後につながる大きな機会になりました。

遠く西の地から、遠く東の地から北から、南から見に来てくださったみなさま、寒い中、熱心にみていただきましたみなさま。応援してくださったみなさま、裏にきて声をかけてくださり、お花や差し入れまで準備してくださったみなみなさま。本当にありがとうございました。

渡辺住職には、お寺や仏像の説明、たくさんお話、お世話いただきました。

そして師匠、鬼の指導をありがとうございました。

次の日、江津の大会で朝の8:30集合ということで公演後一睡もせずに島根まで帰り、その後に神楽公演、またそのあとに、別の稽古と、、、とりあえず、無事終了の連絡がきたときはホッとしましたよ。もはや気合いの何者でもない。。。

ではこの公演をする前、何があったのか、、、。
簡単に言うと、「なんとかなるだろう」という気持ちでいました。
今回の出演メンバーで『大蛇』をほとんど練習できていませんでした。
だから、その雰囲気が稽古にもでていました。

さっそく師匠から渇をもらいました。

目がさまめした。

公演
寒空のもと、深夜過ぎるまで公園に御座を引いて稽古をしました。
そこで師匠に稽古を通して、丁寧に教えていただきました。

『合わせる』ということ、『みんなで向かっていく』ということを。。。

せんー6
そのおかげで、公演1日目、みなさんに喜んでいただけました。

しかし、しっくりこない気持ちでいた私。
1日目の公演後、渡辺住職に大仏を見せていただきました。
運慶・探慶作のその大仏を見ていると、まだまだという気持ちがじ~んわりわいてきました。また、大仏の背中には、炎のような、雲のような、霧のような、蒸気のようなぐるぐるした彫刻がありました。

人って一生懸命のとき、背中からその雰囲気がわきあがるっていいますよね。これだ!!と思いました。

その夜、伝説の男;てつ と私の家で1:00過ぎまで振り返りました。

せんー3
そして、二日目終了。

せんー4
装束の解れを直してくれています。

こんなことをいったら怒られますが、、、

確実に二日目のほうが、なんといいましょうか、立ち登る盛り上がりを感じました。よかったと思います。

せんー7
片付けです。

その夜、私の家に5人きました。弁当を食べながら1:00前まで、ビデオを見て振りかえりをしました。

昨日の稽古。
練習内容を見直そうと呼びかけました。
今までの練習は主に、型をどうつくるかという練習、また、通して気になったところを指摘しあうだけの練習だったようにおもいます。

しかし、昨日は違います。
舞いも奏楽も『合わせる』ということを呼びかけ、念頭において取り組みました。舞はセンスの位置、角度、間の取り方、緩急のつけ方。奏楽はまず節ごとにあわせること。大太鼓、締太鼓、手拍子、笛が合わせる意識をもつこと。

流れの中で気になるところを抽出して練習しました。

現地の神楽と自分たちの神楽の違いを話し合いました。

少しづつではありますが、みんなが向かっている方向が揃っていくようでした。
やっと、といいますか、、、どうしたらいいのかが見えました。

今後、団体として、大きく成長していくしていく予感が少しだけしました。。。(私だけでしょうか。)

最後にこんなエピソードを、、、。

鬼の稽古を終えた夜の帰り道。
本公演で『大蛇』初舞台だった、伝説の男てつが、「明日の公演にむけて景気つけしましょう♪」というので、つきあうことになった私。

向かった先は、、、

せんー1
えっ、アイスクリームの自動販売機!?

いやいや、気温約5度ですよ。。。

せんー2
うまいっすね~(^=^)

もちろん、私はホットコーヒーを買おうとすると、、、

「何でですか~!!」と怒られました。

そんなてつがアイス一口を食べて一言。

「ミスター007さん、大蛇って難しいですよね~普通の舞なら一回りしても、普通のお客さんは何も気づかないけど、大蛇は一回りする内に体が見えると、『あ~見えてる~』って思われますもんね。」


確かに、、、。


アイスを食べ終わるとこんなことも言ってました。


てつ「やっぱ、寒いですね~」

私「・・・」

当たり前だ!!


PS、本日ポルトガルより、もう一人の伝説の男;勇者〇かもつくんが帰ってきました。その話はまた。

                            瓜生山の風ミスター007
先日『いただき祭り』の公演が終了しました。

この祭り、精進料理というものをたくさんの人たちといただくことで、日本人が古来より大切にしてきた『食』にたいしての思いを「いただきます」と大きく叫んで食べることで、感じ食をたべることに感謝しましょうというお祭りでした。

京都造形芸術大学の学生さんが中心となって企画・運営された祭りでした。

その会場の中の舞台で神楽を上演したわけです。

何をしたかざっと説明しますと。。

舞台
まず、舞台おくには神棚がおかれ、始まる前に粟田神社の宮司さんがこられ、神おろしの儀をおこなわれました。
本物の神職さんが神降ろしをされるのをまじまじと見たもことは初めてでした。

塩
そして、神前にお供え物をもった1人(瓜生山のメンバーであり、この企画のメンバーでもあるOさん)につづき、3人が昇段。

塩
この四人で塩祓いを上演しました。
私は裏から歌で参加でした。

その後は、精進料理をいただきました。
平日は、コンビニや弁当屋のごはんを食べている私。それらはやはり、濃い味付け、冷たいご飯なのです。(仕方ない。。。)そして、毎日食べているせいなのか、そのことになんとも感じず、普通になっている自分の舌。

料理
しかし、そこでいただきました精進料理は、味が深く、しっかりしていて、あたたかい、ほっとしました。
そして、かぼちゃ、きのこ、ごま、ごはん、それぞれの食材がとてもいきいきしていました。

はぁ~これが、日本人が大切にしてきた精神か~と思いました。
私、結構、食べる方なんですが、すぐお腹いっぱいになり、食べきれないほどでした。

恵比須
その後は恵比須・大黒の上演でした。

恵比須2
精進料理を食べた私は元気もりもり、はりっきって大太鼓を叩きました。

そして、最後はこの祭りオリジナルの演目『五観之げ音頭』。踊りに我々、京都瓜生山舞子連中の奏楽陣で拍子をつけました。踊り手は頭になんともこれまた日本風といったワラでつくった三角帽子をかぶって楽しく歌いながら踊られていました。

音頭
会場になんともいえない、祭りのように楽しく、また、精進料理のように落ち着いた深みのある雰囲気がながれました。

最後は、お客さんが帰ったあと、粟田神社の宮司さんが神降ろしの儀を厳かにとりおこなわれ、本日の祭りが無事終了しました。

ここで生まれたいただ氣祭りのみなさんとのご縁を大切にして、感謝して、午後からは泉涌寺の稽古に向かいました。

いたただき、いたただき、いたただきます~♪

                            瓜生山の風ミスター007
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自己紹介:
島根県西部に伝わる郷土芸能“石見神楽”の習得、研究、創作に取り組んでいる団体です。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。

2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。

2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
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