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そして合宿4日目。この日は朝から温泉津町内観光です!\(^o^)/
実家に帰るより温泉津に来てる方が多い・・・のに、実はあまり観光という観光をしたことがなく。
思う存分女子高生ときゃーきゃー言いながら楽しく観光しました☆




その後、師匠の工房にて神楽講座をしていただきました。
神楽の語源の成り立ちから始まり、神楽というものはどういったものなのかを習い、また神楽が芸能として今の形へとなっていった歴史を順を追って、時にはクイズや豆知識を交え、楽しく真剣に教えていただきました。

このように、改めて神楽の本質、意味、歴史を学ぶことにより、新たな視点で神楽を見つめ、そこから発見、理解、向上していけるのだと思います。それは自然と舞いにも繋がっていき、自分自身に繋がっていき、そしてまた学ぶことにより、新しい視点が生まれ・・・
まさに日々精進。深いです。


そして、師匠は常に自分自身で意識し、目指していること。
自分が最も大切にしていること。
舞子として、代表者としての心得についてもお話してくださいました。
師匠が日々私達に厳しくしてくださっていること、それは自分自身にも厳しいからこそ出来ることであり、常に向上し合える関係でいたいという、私達を一人の人間として認めてくださっている証なのだと感じます。

『学ぶ』ということは『真似る』ということ。
真似る(学ぶ)人間が、真似される(目標)人間となり、真似される(目標)人間が、真似る(学ぶ)人間となる。
学び合いがあるからこそ、人は成長できるのだと師匠は教えてくださいました。
師匠の考え、想いを知ることで、より私達も考え、それに答えていけるよう、気を引き締められていかなければ!という気持ちになれました。


2時間という短い時間でしたが、実に濃い2時間でした。
内容を全てお伝えできないことが本当に悔やまれます・・・。
もっと詳しく知りたい!という方がいらっしゃれば、師匠のブログを読むことをお薦めます!
師匠が熱く思いを語っている、篤いブログです。
右のリンク集の『小林工房』さんからも行けますので是非。


忠相
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そして夜は龍御前神社さんにて公演。
昨日の雨が嘘のようにお天気にも恵まれ、また三連休の間日といことで、中に入りきらないほどたくさんのお客さんに来ていただけました!


今回瓜舞は、演目・中間管理職さんと私の二人で恵比須大黒を舞わせていただきました。



実は一度も合わせた事のない二人・・・。不安でいっぱいでしたが、お互いの失敗をフォローし合い、何とかやり遂げました。
お客さんたちにも大変喜んでいただき、舞台に出る楽しさを改めて実感しました。ありがとうございました!


しかし反省点は多々・・・。楽しい思い出だけで終わらず、失敗したことにもしっかり目を向け、改善していかなければなりません。
日々感謝。日々勉強。日々精進。
師匠が日々口をすっぱくしておっしゃっていることです。
舞台に出ると、それがいかに大切かを身に染みて感じます。
石見神楽を通じて、舞台を通じて、交流を通じて、私達は人間力的な部分も鍛えられているのだと思いました。


そしてこの日、公演の途中で卒業式で先輩達を見送るメンバーが京都へと帰っていきました。
出演したい!ということで、あえて夜行バスにし、帰るぎりぎりまで神楽をやっていたメンバー。
ただ石見神楽が好きだから、舞台に出たいからではない、また別の魅力が神楽にはあるのでしょう。


忠相
その後、浜田市世界こども美術館に『カグラ!石見神楽とアート展』を見に行きました!
子供達の作った大蛇や、石見神楽の書や版画、絵画や絵手紙など様々な分野の作品や本物の面や衣裳が展示されており、最高にカグラ!な空間でとても楽しめました。
また、貴重な昔使われていたお面や蛇頭を拝見することが出来、神楽の変化を間近で感じられ大変貴重な体験が出来ました。

また、子供達やプロの方の作品を見ることによりむくむくと制作意欲が沸いてきて、良い刺激になりました。

石見神楽とアート・・・
今後、私達が精力的に取り組んでいくべきことの一つではないでしょうか。ん~私達も、負けていられませんね。


忠相
この日は朝から『第5回 神楽の里かなぎ共演大会』に行って参りました!
時間の関係で惜しくも日本武尊と塵輪と頼政までしか見れませんでしたが、それぞれの社中さんにより舞いも、唄も、構成も、見せ方も違い、とても面白かったです。特に頼政の小猿は可愛かった・・・!


その後、神楽ショップくわの木さんへ。
衣装の制作現場と、温泉津舞子連中さんが新しく作ってもらっている衣装を見させていただきました。
計算され尽くした装飾と技巧が素晴らしく、ため息ものです・・・!
一つ一つの柄にも全て考えがあり、糸の縫い方、布の使い方にも全て計算がなされています。本当に奥深いです。
・・・衣装班がんばれ!




そして、金襴のハギレを見つけてテンションの上がりまくる一行なのでした。


忠相
そして石見銀山から帰ってきてからすぐ、温泉津町内にある、いつも場所をお借りしている龍御前神社さんにて公演。




当初は公開稽古の予定だったものの、やはりちゃんとした舞台を見てもらいたい、ということで急遽公演を行いました。

夕方までは夏日かと思うほど暑く快晴だったのに、公演が始まった頃から雲行きが怪しくなり、結局雷が鳴るほどの大雨・・・。
そんな中でも、たくさんのお客さんに来て頂きました!
諸事情により恵比須の衣装がなく、瓜舞の出演としては奏楽のみでしたが、温泉津舞子連中さんの生の神楽が身近で観れ大変よい経験となりました。


特に塩祓いと日本武尊が印象深かったです。
塩祓いは普段瓜舞が舞っているものより少し長く、しかも舞っているのがこの日で島根を発つBB君と、同じくもうすぐ発つT本君という感慨深いペア。力強く、落ち着いた舞いがとても良かったです。

そして日本武尊。こちらは4/4にいわみ芸術劇場グラントワ[益田市有明町]にて行われます、『第6回 スーパー神楽選抜競演大会』で温泉津舞子連中が初のスーパー神楽出演!ということで、その練習も兼ねた本格的なものでした。
その迫力凄まじく・・・感動ものです。

そして途中、光華高校の子達が温泉津に着き、観に来てくれました。
生憎の雨でしたが、とても良い公演でした!皆さんお疲れ様でした!
公演後の、BB君の挨拶では思わずホロリ・・・。もっとムキムキになって温泉津にきちゃんさい!


この日は一日歩き回って疲れていたこともあり、ついつい女子高生の膝で爆睡してしまった忠相でした。
役得すぎてすみません・・・。
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プロフィール
HN:
サークルメンバー
性別:
非公開
自己紹介:
島根県西部に伝わる郷土芸能“石見神楽”の習得、研究、創作に取り組んでいる団体です。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。

2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。

2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
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