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せんー5
泉涌寺の公演が終了しました。

まず、この公演の話をいただきました、Iさんありがとうございました。瓜生山の今後につながる大きな機会になりました。

遠く西の地から、遠く東の地から北から、南から見に来てくださったみなさま、寒い中、熱心にみていただきましたみなさま。応援してくださったみなさま、裏にきて声をかけてくださり、お花や差し入れまで準備してくださったみなみなさま。本当にありがとうございました。

渡辺住職には、お寺や仏像の説明、たくさんお話、お世話いただきました。

そして師匠、鬼の指導をありがとうございました。

次の日、江津の大会で朝の8:30集合ということで公演後一睡もせずに島根まで帰り、その後に神楽公演、またそのあとに、別の稽古と、、、とりあえず、無事終了の連絡がきたときはホッとしましたよ。もはや気合いの何者でもない。。。

ではこの公演をする前、何があったのか、、、。
簡単に言うと、「なんとかなるだろう」という気持ちでいました。
今回の出演メンバーで『大蛇』をほとんど練習できていませんでした。
だから、その雰囲気が稽古にもでていました。

さっそく師匠から渇をもらいました。

目がさまめした。

公演
寒空のもと、深夜過ぎるまで公園に御座を引いて稽古をしました。
そこで師匠に稽古を通して、丁寧に教えていただきました。

『合わせる』ということ、『みんなで向かっていく』ということを。。。

せんー6
そのおかげで、公演1日目、みなさんに喜んでいただけました。

しかし、しっくりこない気持ちでいた私。
1日目の公演後、渡辺住職に大仏を見せていただきました。
運慶・探慶作のその大仏を見ていると、まだまだという気持ちがじ~んわりわいてきました。また、大仏の背中には、炎のような、雲のような、霧のような、蒸気のようなぐるぐるした彫刻がありました。

人って一生懸命のとき、背中からその雰囲気がわきあがるっていいますよね。これだ!!と思いました。

その夜、伝説の男;てつ と私の家で1:00過ぎまで振り返りました。

せんー3
そして、二日目終了。

せんー4
装束の解れを直してくれています。

こんなことをいったら怒られますが、、、

確実に二日目のほうが、なんといいましょうか、立ち登る盛り上がりを感じました。よかったと思います。

せんー7
片付けです。

その夜、私の家に5人きました。弁当を食べながら1:00前まで、ビデオを見て振りかえりをしました。

昨日の稽古。
練習内容を見直そうと呼びかけました。
今までの練習は主に、型をどうつくるかという練習、また、通して気になったところを指摘しあうだけの練習だったようにおもいます。

しかし、昨日は違います。
舞いも奏楽も『合わせる』ということを呼びかけ、念頭において取り組みました。舞はセンスの位置、角度、間の取り方、緩急のつけ方。奏楽はまず節ごとにあわせること。大太鼓、締太鼓、手拍子、笛が合わせる意識をもつこと。

流れの中で気になるところを抽出して練習しました。

現地の神楽と自分たちの神楽の違いを話し合いました。

少しづつではありますが、みんなが向かっている方向が揃っていくようでした。
やっと、といいますか、、、どうしたらいいのかが見えました。

今後、団体として、大きく成長していくしていく予感が少しだけしました。。。(私だけでしょうか。)

最後にこんなエピソードを、、、。

鬼の稽古を終えた夜の帰り道。
本公演で『大蛇』初舞台だった、伝説の男てつが、「明日の公演にむけて景気つけしましょう♪」というので、つきあうことになった私。

向かった先は、、、

せんー1
えっ、アイスクリームの自動販売機!?

いやいや、気温約5度ですよ。。。

せんー2
うまいっすね~(^=^)

もちろん、私はホットコーヒーを買おうとすると、、、

「何でですか~!!」と怒られました。

そんなてつがアイス一口を食べて一言。

「ミスター007さん、大蛇って難しいですよね~普通の舞なら一回りしても、普通のお客さんは何も気づかないけど、大蛇は一回りする内に体が見えると、『あ~見えてる~』って思われますもんね。」


確かに、、、。


アイスを食べ終わるとこんなことも言ってました。


てつ「やっぱ、寒いですね~」

私「・・・」

当たり前だ!!


PS、本日ポルトガルより、もう一人の伝説の男;勇者〇かもつくんが帰ってきました。その話はまた。

                            瓜生山の風ミスター007
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先日『いただき祭り』の公演が終了しました。

この祭り、精進料理というものをたくさんの人たちといただくことで、日本人が古来より大切にしてきた『食』にたいしての思いを「いただきます」と大きく叫んで食べることで、感じ食をたべることに感謝しましょうというお祭りでした。

京都造形芸術大学の学生さんが中心となって企画・運営された祭りでした。

その会場の中の舞台で神楽を上演したわけです。

何をしたかざっと説明しますと。。

舞台
まず、舞台おくには神棚がおかれ、始まる前に粟田神社の宮司さんがこられ、神おろしの儀をおこなわれました。
本物の神職さんが神降ろしをされるのをまじまじと見たもことは初めてでした。

塩
そして、神前にお供え物をもった1人(瓜生山のメンバーであり、この企画のメンバーでもあるOさん)につづき、3人が昇段。

塩
この四人で塩祓いを上演しました。
私は裏から歌で参加でした。

その後は、精進料理をいただきました。
平日は、コンビニや弁当屋のごはんを食べている私。それらはやはり、濃い味付け、冷たいご飯なのです。(仕方ない。。。)そして、毎日食べているせいなのか、そのことになんとも感じず、普通になっている自分の舌。

料理
しかし、そこでいただきました精進料理は、味が深く、しっかりしていて、あたたかい、ほっとしました。
そして、かぼちゃ、きのこ、ごま、ごはん、それぞれの食材がとてもいきいきしていました。

はぁ~これが、日本人が大切にしてきた精神か~と思いました。
私、結構、食べる方なんですが、すぐお腹いっぱいになり、食べきれないほどでした。

恵比須
その後は恵比須・大黒の上演でした。

恵比須2
精進料理を食べた私は元気もりもり、はりっきって大太鼓を叩きました。

そして、最後はこの祭りオリジナルの演目『五観之げ音頭』。踊りに我々、京都瓜生山舞子連中の奏楽陣で拍子をつけました。踊り手は頭になんともこれまた日本風といったワラでつくった三角帽子をかぶって楽しく歌いながら踊られていました。

音頭
会場になんともいえない、祭りのように楽しく、また、精進料理のように落ち着いた深みのある雰囲気がながれました。

最後は、お客さんが帰ったあと、粟田神社の宮司さんが神降ろしの儀を厳かにとりおこなわれ、本日の祭りが無事終了しました。

ここで生まれたいただ氣祭りのみなさんとのご縁を大切にして、感謝して、午後からは泉涌寺の稽古に向かいました。

いたただき、いたただき、いたただきます~♪

                            瓜生山の風ミスター007

遅くなりましたが・・・
粟田神社、高知、練り歩きと3日間に行われた公演は無事終了いたしました!

10/09、粟田神社での出演は、前日からの大雨・・・
当日も雨が続き、ギリギリまで神社側と大学、そしてサークルでの相談が行われ、準備もあるので時間を遅らせたもののとりあえず集合。
恵比須だけやるか?
大蛇は無理か?
じゃあ塩祓いをやる?
と楽屋で準備をしながら相談。
そしてほんとうにギリギリまで悩み、呼太鼓がスタート。
すると・・・小雨にまでおさまってはいたものの続いていた雨が、やみました!
おかげで予定通り、恵比須、大蛇の2演目を行うことができました。
雨にもかかわらず、そして遅れてのスタートにもかかわらず、たくさんのお客様の前で上演できたことを嬉しく思います。
そして片付けをしつつ、ビンゴではジャムやフラフープ、コロッケ券など様々な戦利品を獲得・・・

その後、高知県組はバスに乗り込み、そのまま高知へ向けて出発。

そしてなんと。
早朝5時半に目的地へ着いてしまいました。
予定は、9時半です。
どうしようどうしようと言っていると関係者の方が気づいて出てきてくださり、休憩所へ案内していただきました。
そしてしばし仮眠・・・
お昼ごはんは炊き込みご飯にちらし寿司、揚げ物にフルーツ、そしてカツオのたたき!
皆大満足で食べ過ぎた様子・・・ごちそうさまでした!

本番では温かい雰囲気で、楽しく上演させていただきました。
ありがとうございました!

次の日にはジョン万次郎くろしお社中や足摺岬へと観光に連れて行っていただきました。
とてもよい天気で気持ちよかったです。

帰りは大渋滞につかまり予定よりも遅い帰宅となりましたが、皆すごく楽しそうに、高知公演を終了しました。

粟田は夜の野外のため、そして高知公演のほうは大蛇で三脚が動いてしまったため少ないですが、3日間の写真はフォトアルバムにアップしました。

最後になりましたが、粟田神社の皆様、「えびす」の皆様、ありがとうございました。

mi
2010年度の海神楽プロジェクトが終了しました。
今年の海神楽は大波ひしめく大荒れ状態でした。
荒れていたのは海ではありません。
いろんなハプニング、トラブルが次々起こりすぎて、、、
何なんだこれは!!?といった感じでした。
大きな反省を感じて帰ってきた私ですが、、、そこはいい教訓として、このブログには面白おかしくかかせていただきますね。

しかし、大変だったばかりでなく、たくさんの感動と経験も得たことは事実です。

そして、私自身が今回の旅で感じたことを一言で言うと、、、
それは、、、

地元の人や京都の学生の『気持ちや海神楽にかける思いの強さ』がうねりとなり、温泉津町に大きな波をおこした12日間だった。

そんな感じでしょうか。

自分の命を削りながら(といっても過言ではない。)この海神楽をひっぱっていってくださった師匠、月間K君、O君、Hさん含めた海神楽実行委員会の皆様、温泉津町のいろんな形で支援・応援してくださった皆々様、過去のこのプロジェクトに参加していたOBのみんな、これなくとも、遠方より応援してくださったみなさま。
簡単な言葉で、本当に申し訳ないですが、本当に、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

まずは、私自身の目で見ていたもの、そこから感じたことを今後このブログで紹介していくことで、感謝にかえさせていただきます。

今後じっくり一読ください。
(諸事情により、次の更新は日曜日以降になります。すいません)
                   
海神楽 2010 ① 
『2010年度 海神楽より』(今年は雨天対応でした)
満員御礼 大盛況☆☆☆☆☆

                            瓜生山の風 ミスター007
先日行われました、大瓜生山祭!
雨も降らず、たくさんのお客様の前で上演することができました。
ありがとうございました!

今年は「恵比須」に加え、
ebisu

温泉津舞子連中さんからの応援があり「頼政」
yorimasa

そして八頭の「八岐大蛇」
orochi

の三演目を行うことができました。
まだまだ課題の残るものではありましたが、無事終了できましたことを報告させていただきます。

そして、公演の写真を「フォトアルバム」のほうにアップしましたのでぜひぜひご覧ください☆

mi
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プロフィール
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自己紹介:
島根県西部に伝わる郷土芸能“石見神楽”の習得、研究、創作に取り組んでいる団体です。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。

2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。

2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
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