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プロジェクト化初年度の海神楽の写真です。
もう一枚。
先日海神楽プロジェクトの説明会が開催されました。
説明会の後の神楽実演ということで、我々京都瓜生山舞子連中も『恵比須』『大蛇』上演という形で参加しました。
説明会には約150名の参加者たちが、、、その間我々は、、、
準備中。。。それぞれが集中するいい感じの空気がながれていました。
(この調子、この調子。)
説明会から場所を移動、、、
説明会参加者の中から約50名の人たちが上演を見に来てくれました。
まずは『恵比須』の上演です。舞いては2人とも4回生。本番直前マイクスタンドがないことに気付き、焦りましたが、、、。笛袋をマイクに巻き、首からぶら下げて吹くという私の天才的かつ爆発的なひらめきにより、ことなきを得ました。(笛吹きのMMさん、首重かったでしょ。すまぬ~。)
奏楽陣の後ろに茶色の教壇が見えますよね?私、そこの後ろに身をひそめ、懸命に「おいさ~」と声で応戦しました。
次は『大蛇』です。瓜生山のメンバーと師匠による楽です。
終わった後、楽に入っていたメンバーが「師匠が(いろんな意味で)すごすぎて、気疲れした」といってました。(師匠が大太鼓を叩いてくれたというわけではなく、、、楽陣、少しうまくなりましたよね。)
さあ卒業生抜けての新メンバーによる瓜生山舞子連中だけの大蛇4頭の登場です。一人は大蛇初舞台でした。
整列~そして鬼囃子。
スサノウ登場です。いい表情だ。
終了。さめやまぬ興奮と感動。
説明会が終わり、帰っていいにもかかわらず、瓜生山舞子連中のメンバーに質問する説明会参加者たち。
「鳥肌がたちました」と感想をくれた子もいました。
本日の舞。内容における反省点は多々ありますが、、、ぜ~んぶすっ飛ばして、とりあえずこの反応が“うれしい”。
終わった後に、こういう“あたたかい気持ち”を感じれるよう瓜生山舞子連中は日々精進、日々感謝していかないといけないのではないか。
私、超個人的にですが、瓜生山舞子連中がこれからめざす方向性て“ここ”なんじゃないかなという気がします。
最後にこの企画がはじめて大学のプロジェクトに取り上げられたときの参加メンバーたちが残してくれた言葉をつづりたいと思います。
当時のメンバーと温泉津町の人たち。(設営時の合間にとった一枚)
<当時;舞台班リーダー>
みんなありがとう!
温泉津で経験したことは温泉津以外の場所でも十分生かせることばかりだと思います。自分のことだけじゃない周りの人達の存在に気付けるというのは本当に大切なことです。
そして温泉津で知り合った人やこれから大学で出会う人々は、みなさんにとって一生の財産になるものです。どうぞ大事にしてください。
家族、友人、関係はなんであれ人との関わりに感謝してください。
帰りのバスでは言えなかったけど…みんな大好きです。
<当時;面の制作担当>
ほんとお疲れさまでした。
このプロジェクトに参加した上でかなり良い体験をさせていただいたと思います。何かを制作することの楽しさという具体的な面はもちろん、人や物、自然と関係をつくることの難しさといった幅の広い面でも少し成長できたと思います。
まだまだ人に迷惑をかけたり自分の気持ちを中心に考えてしまったりと自分の問題点はかなりありますが、その問題点を見つけることができた面でもかなり学べることができました。この温泉津プロジェクトが自分を探すための第一歩になったと思います。
それと、一人で何かを完成させたりすることの感動もありますが、大人数が一体となって何か成功させることの感動は簡易に味わうことはできません。その意味でもこのプロジェクトに応募してほんとによかったとつくづく感じます。
長々となりましたがこんな自分のことさえ管理できない私を助けてくださったみなさん、ほんとありがとうございました。
<当時;大太鼓担当>
帰りのバスでは言い足りなかったのでメールさせて頂きました。
今回のプロジェクトで一番感動したのは『仲間がぃる』ということでした。仲間って言える人ってなかなかいないと思うのですが、今日までいろいろな辛かったり苦しかったりする事があって、でもその壁を乗り越えてこれたのは、助け合う仲間がいたからだと思いました。また、成功したときの感動が大きいのも、分かち合うことができる仲間がいたからだと思いました。
本当に、ありがとうございました。
『・・・自分のことだけじゃない周りの人達の存在に気付けるというのは本当に大切なこと・・・』
『・・・大人数が一体となって何か成功させることの感動は簡易に味わうことはできません・・・』
『・・・その壁を乗り越えてこれたのは、助け合う仲間がいたからだと思いました・・・』
きれいごとではないのです。
全部本当、全部本気の生の声です。
周りの“人のあたたかさ”を感じています。
こんな言葉がいえるような経験をする。これってまさに『一生の宝物』じゃないですかね?
学校での2ヶ月と現地での1週間という短い期間でのプロジェクトでしたが終わってから3日間はホームシックになったようにさびしくて、さびしくて、、、また、学校で久々に会うと親友と5年ぶりに再会するようなうれしい感覚を抱いていたのを私自身よく覚えています。
さあどうする。
チャンスはいつめぐってくるかわからない。
そして締め切りは4月28日。
チャンスがきたときに勇気をもって自ら踏み出し、掴み取ることができれば、新しい世界が目の前に広がるものではないでしょうか。
“トンネルのむこうには、みたこともない世界が広がっている”
(千と千尋の〇隠し風に)
パズーも、アシタカも、千尋も、我々も、、、み~んな同じ。
その一歩踏み出すかを決めるのは自分自身です。
瓜生山の風ミスター007
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8日にクラブ紹介がありました。
まずは人間館1階で行われたブース。
瓜舞は奥の席をキープ。
茶道部さん、桃剣さんと、和装が並びました。
新入生に入ってもらうためどこのサークルも必死・・・
負けじと瓜舞は目立つ(?)装束&大蛇で参戦!
説明をするサークルメンバーとそれを見つめる大蛇・・・
動く大蛇に「こわい」と言う人もいれば「かわいい!」と言う人まで。
インパクトはあったみたいですね☆
そしてJ41で行われたサークル紹介。
今回の出演メンバーは全て新2回生!
そして衣装班の製作した狩衣が初めて舞台に出ました!
限られた時間の中、超短縮で行った「恵比須大黒」
しかしやはり慣れないこと・・・
1つ前のサークルさんが出ないというちょっとした、しかし瓜舞にとっては大きなハプニングもあり、緊張していたメンバーはさらに慌ててしまい、舞台に出てからもわたわた・・・
松江での反省が身にしみました。
今のままではいけない。
メンバーみんながそう感じたはずです。
この感じたことをこれからに活かせるよう、努力していきます。
ブースに来てくれた皆さんありがとうございました!
メンバー一同、見学、入部をお待ちしておりす♪
お気軽にkyoto.umr@hotmail.co.jpまでメールしてくださいね。
お知らせ!
明日11日(日)、鴨川デルタにて瓜舞の新入生歓迎お花見をいたします!!
12時から、参加費は300円となっています。
少しでも瓜舞に興味のある方、お友達も誘ってぜひご参加ください☆
連絡は同じくkyoto.umr@hotmail.co.jpまで!
そして、遅くなりましたが春合宿の写真をフォトアルバムにアップしたのでぜひご覧ください。
mi
松江の次の日は芥川高校へ行ってきました。
芥川高校・和太鼓部は高校生の文化系クラブの全国大会にも出場するほどのチームで、今日は芥川高校主催の和太鼓の演奏発表会でした。光華高校が出演されるということでそのお手伝いにいってきました。
高校に着くやいなや、すぐ準備にはいりました。
昨日のことがあってか、楽屋裏ではみんな気をはり、ピリピリしていました。
演目は『恵比須』。
初めてみる石見神楽に側で順番を待ち、アップをしていた人たちも手を止め、見ていたけました。
私もこれが石見神楽ですと言っても、恥じることのないよう、楽屋裏、入場、礼などのたたずまい、上演中の意識(もっと言うと家を出る瞬間から、)において気を張り望みました。
感想は、演舞、演奏においてはまだまだ課題は多いものの、意識としてはいい方向で進められたのではないかなと思いました。
それは出演前のみんなの目を見ればわかります。
着替えが終わると、最後の芥川高校さんの番でした。
この写真、まずかったらすぐ、下げます。言ってください。
披露されたのは『IBUKI』と『わすれました。すいません。』
IBUKIは『鼓〇のIBUKI』を参考にされていたのでしょうか。
それにしても、高校生の時にこんな体験ができるなんて、、、うらやましすぎます。キラキラした力強い目をした高校生達でした。
その表情は生き生きしていて本当にすばらしかったのですが、もう一つ『はぁ~なるほど』考えさせられたことがありました。
それは、芥川高校の子らの出演前の雰囲気でした。
手をくるくるしたり、打つ格好をしたり、アップをしているわけですが、決して全員でまとまってやっているわけではありません。
ある子は一人で体育館の裏で、ある子は2、3人で集まり、会場が見えるところに座って、ある子は楽屋で、みんなそれぞれ出演に向かって自分で意識と気持ちを高めているのです。ピリピリ張り詰めたものというわけではありません。
むしろ、なんと言いましょうか、自然でした。
しかし、みんな同じ方向を向いているといいましょうか、統一感がありました。
そして、誰かが「すいません~」と質問しようものならば、パッと動き、丁寧に対応し、終わるとボーとするのでなく、また、それぞれで集中力を高めていました。
一つ思い出したことがあります。
そうあれは、私が初めて神楽の舞台にたったときのことです。
私はこう想像していました。
楽屋ができると、集合がかかり、全員があつまって、
「はい、では、もうまもなくはじまります。気合をいれていきましょう。」
と代表からの一言があり、出演へと向かっていくものだと。
しかし!!
本番は違いました。
準備をしているといきなりお囃子の音色が聞こえてきます。
「え!?」と思い舞台上をみるともう衣装に着替えた演者が出ており、1演目目が始まっていました。(私は最後の演目に出る予定であったため、大丈夫でしたが、、)
終わった後、「始まる前に全員集合とかしないんですか?」とおそらく温泉津の団長さんだったか、現師匠だったかに聞きました。すると思いもよらぬ答えが、、、
「そんなもん準備しながら、時計見て、そろそろだなと気持ちを高めておくもんだ。」
「全員集合してから、『はい、みんなで集中しましょう』なんてことはしないよ。」
カルチャーショックといいますか、衝撃を受けました。
(全員で)しないのではないのです。
個人個人で集中するのです。個々で集中して、感動してもらえるいい舞台を作ることをめざし、気持ちを高ぶらせているからこそ、みんなに統一感が出るのです。統一感がでるから、動きも変わるのです。
それは、まさに芥川高校がみせてくれた姿でした。
この日経験したことを瓜生山のみんなにしっかりと伝えねばと思ったミスター007でした。
芥川高校さんありがとう。光華高校さんありがとう。まさに日々勉強なり。
瓜生山の風マスター007
芥川高校・和太鼓部は高校生の文化系クラブの全国大会にも出場するほどのチームで、今日は芥川高校主催の和太鼓の演奏発表会でした。光華高校が出演されるということでそのお手伝いにいってきました。
高校に着くやいなや、すぐ準備にはいりました。
昨日のことがあってか、楽屋裏ではみんな気をはり、ピリピリしていました。
演目は『恵比須』。
初めてみる石見神楽に側で順番を待ち、アップをしていた人たちも手を止め、見ていたけました。
私もこれが石見神楽ですと言っても、恥じることのないよう、楽屋裏、入場、礼などのたたずまい、上演中の意識(もっと言うと家を出る瞬間から、)において気を張り望みました。
感想は、演舞、演奏においてはまだまだ課題は多いものの、意識としてはいい方向で進められたのではないかなと思いました。
それは出演前のみんなの目を見ればわかります。
着替えが終わると、最後の芥川高校さんの番でした。
この写真、まずかったらすぐ、下げます。言ってください。
披露されたのは『IBUKI』と『わすれました。すいません。』
IBUKIは『鼓〇のIBUKI』を参考にされていたのでしょうか。
それにしても、高校生の時にこんな体験ができるなんて、、、うらやましすぎます。キラキラした力強い目をした高校生達でした。
その表情は生き生きしていて本当にすばらしかったのですが、もう一つ『はぁ~なるほど』考えさせられたことがありました。
それは、芥川高校の子らの出演前の雰囲気でした。
手をくるくるしたり、打つ格好をしたり、アップをしているわけですが、決して全員でまとまってやっているわけではありません。
ある子は一人で体育館の裏で、ある子は2、3人で集まり、会場が見えるところに座って、ある子は楽屋で、みんなそれぞれ出演に向かって自分で意識と気持ちを高めているのです。ピリピリ張り詰めたものというわけではありません。
むしろ、なんと言いましょうか、自然でした。
しかし、みんな同じ方向を向いているといいましょうか、統一感がありました。
そして、誰かが「すいません~」と質問しようものならば、パッと動き、丁寧に対応し、終わるとボーとするのでなく、また、それぞれで集中力を高めていました。
一つ思い出したことがあります。
そうあれは、私が初めて神楽の舞台にたったときのことです。
私はこう想像していました。
楽屋ができると、集合がかかり、全員があつまって、
「はい、では、もうまもなくはじまります。気合をいれていきましょう。」
と代表からの一言があり、出演へと向かっていくものだと。
しかし!!
本番は違いました。
準備をしているといきなりお囃子の音色が聞こえてきます。
「え!?」と思い舞台上をみるともう衣装に着替えた演者が出ており、1演目目が始まっていました。(私は最後の演目に出る予定であったため、大丈夫でしたが、、)
終わった後、「始まる前に全員集合とかしないんですか?」とおそらく温泉津の団長さんだったか、現師匠だったかに聞きました。すると思いもよらぬ答えが、、、
「そんなもん準備しながら、時計見て、そろそろだなと気持ちを高めておくもんだ。」
「全員集合してから、『はい、みんなで集中しましょう』なんてことはしないよ。」
カルチャーショックといいますか、衝撃を受けました。
(全員で)しないのではないのです。
個人個人で集中するのです。個々で集中して、感動してもらえるいい舞台を作ることをめざし、気持ちを高ぶらせているからこそ、みんなに統一感が出るのです。統一感がでるから、動きも変わるのです。
それは、まさに芥川高校がみせてくれた姿でした。
この日経験したことを瓜生山のみんなにしっかりと伝えねばと思ったミスター007でした。
芥川高校さんありがとう。光華高校さんありがとう。まさに日々勉強なり。
瓜生山の風マスター007
お久しぶりです。世間はすっかり入学式シーズンですね。
先日『松江武者行列』に参加してまいりました。
松江武者行列・・・今から約400年前に現在の“城下町松江”の礎を築いた堀尾吉晴公とその一行が松江城に入城する様子を描いた時代絵巻「松江武者行列」を再現したものです。
我々としては卒業生がぬけ、新体制での初めての神楽出演でした。
みんなは金曜日の朝にバスで松江市に向けて出発しましたが、私は都合で一人後乗り、しかも例年は、夜行バスで寝てたらつくのですが、夜行バスの券が取れなくて、新幹線で向かいました。寝むたいけど寝たら起きれない自信があったので、寝むれない。。。だって乗り過ごしたら次は広島ですよ。夜中、広島から松江にいくすべなんてないですから。
そのかわり、ついたらホテルでグッスリ寝て朝風呂も入らせていただきました。
そして会場に向かう出発の朝。ホテルのロビーにて、、、
円陣を組みました。奥では和太鼓悳さんが気合を入れています。
われわれは特設ステージでの温泉津舞子連中さんとの神楽公演ですが、和太鼓悳さんは武者行列に参加されましたので、まず向かったのは行列の一行が待機している場でした。
男性女性、大人から子どもまでたくさんの人が鎧武者の格好をしていました。鎧を着た人たちは胸を張り、背筋が伸び、どこか誇らしげ。
今は平和な平成時代、かつては、死を覚悟した戦国時代。
時代は違えど鎧を着ると勇ましい気持ちになるのは、ジャパニーズスピリットというやつですかね。
一路松江城へ。
まず、着いて驚いたのは、火縄銃を松江鉄砲隊が披露していました。
2年前から彦根鉄砲隊の方々が参加されていたのですが、今年から新しく松江鉄砲隊が組織されたそうです。その記念すべき第一回目の射撃を見ることができました。
隊長「火薬用意!」
隊長「点火!!」
隊長「構え~」
ドン☆
私『・・・あれ、、、放ては!?』
焦って早とちりをして誰かが打ってしまったそうです。
おそらく、初めて火縄銃を手にした武士もこのようなの緊張感の中、戦場に立っていたのでしょう。
聞くところによると、この火縄銃は始めてやると準備から点火まで30秒かかるそうです。ということは、、、普通にやると、打つ前に切り込まれています。
つまり、火縄銃は隊列の組み方と隊の呼吸が一つになって初めて効果を発揮するもので、呼吸が合わないとただの宝の持ち腐れになるのですね。フムフム。
待ち時間があったので、松江城も見学してきました。(2回いっている私は、下のベンチに座り、お茶をいただきながら、感慨にふけっていました。)
<お茶席にて(もの〇け姫より)>
私「お茶を一つください」
店主「椀を出しなさい」
私「???これでいいですか?」
店主「ほう、雅な椀だな、そなたを見ていると古い書に伝わる古の民を思い出す。東の果てに赤鹿に跨り石の蕚を使う勇壮なるエミシの一族あり、とな」
私「はぁ。。。」
店主「肝心な事は場の雰囲気に食われぬ事だ。いや、これは師匠の受け売りだがな、さ、そなたのお茶だ。どんどん飲め」
※さっ、次いきましょ。
・・・。
※さっ、気にせず、次も読んでください。
そうこうしていると温泉津舞子連中のみなさんも到着され、出演の準備にうつりました。
特設ステージ一つ目は宍道神栄会さんによります出雲神楽『茅の輪』でした。
初めて生で出雲神楽というものを見ました。
神楽というものは『神降ろし』あるいは『神と一体になろう』という人々の心の中の思いが興され、生み出されたものなのだなと改めて感じました。
二つ目は、武者行列を終え、帰ってきた和太鼓悳さんによる演奏でした。こちらも、卒業生が抜けた新体制での演奏ということでした。準備をしていたため、見れていません。ので写真もありません。ただ音を聞いていると丁寧な演奏だなと思いました。
そして三つ目が石見神楽の披露です。会場は立ち見が出るほどの大入りでした。『恵比須』『大蛇』を温泉津舞子連中さんに混ざり、上演させていただきました。出演中のため、写真はありません。
出演後はどたばたでバスへと駆け込み、出発しました。
今回の武者行列の演出をされたも〇り先生が、石見神楽を見て、
『これこそ、芸術だ』
といってくださいました。
ありがたい感想です。
しかし、我々は素直に喜べませんでした。
それは反省点があったからです。
<帰りのバスにて、、、>
「今日の出演どうだった?」
「なんか、温泉津舞子連中にある楽屋での緊張感とか、引き締まった空気みたいなものが、うちらにはないよね。」
「うん、テキパキというか、、、」
「うん。」
「なんか、“伝統芸能を受け継いでるんだ”といったような空気だよね」
「やっぱりそれって必要だよね?」
「うん。」
「でも、うちらであの雰囲気が作れるのかな」
「どうすれば今のうちらがあんな空気を作れるのかな」
「もし、作れたとして、あの空気はうちらに合うのかな」
「あの空気をつくればいい方向につながるのかな。。。」
「けど、このままじゃ、駄目だよね」
「うん。」
「何から見直すべきなのか、稽古? 動き?? 感謝に対して???。。。 」
いろいろ話しました。
お茶屋の店主『肝心な事は場の雰囲気に食われぬ事だ。。。』
雰囲気に食われていたわけではないけれど、出演をする、伝統芸能を披露するということに対して、京都瓜生山舞子連中として、意識の部分で欠けていたものがあったように思います。
大学に帰ったあとも夜空の中集まり、今後の意識の確認と感謝の気持ちを態度で表そうと確認をしました。
今後出演をしていくには、今まで経験しなかったこと、自分の思っていた以上の高いレベルの意識を求められる。いや、もう求められている。
それに追いつけずに苦悩している今は、大変なことばかりだと思う。
けど、求められるからこそ、成長できる。だから、今の環境は大変かもしれないけど、幸せなことなんだと思います。
団体として、こう発想を転換し、考えるにはパワーがいりますが、いずれできると思います。あきらめず、続けていれば、、、。
そして、我々に出演機会をくれた人たちは、我々のやることに期待して、ときには自分の社運をかけて、出演を与えてくれているのだから、
その人たちの気持ちを感じて前へ進んでいかないといけない。と思いました。
“目の前に壁があるときは目の前の夢に対する思いの強さを証明するため。思いが弱い人はここで止まってしまう。”
“独りで成し遂げられることは多くはないのだよ。”BYランディ・パウシュ
まずは何でもいい。大きな事から、小さなことまで協力しよう。
そして、今の我々に合った、今の我々に必要な、楽屋での空気を見つけていきましょう。
次の日は高槻市の芥川高校で出演にありました。
そして、以外にもこの出演に『楽屋での空気』に対するヒント、いや答えが隠されていたのです。
瓜生山の風ミスター007
先日『松江武者行列』に参加してまいりました。
松江武者行列・・・今から約400年前に現在の“城下町松江”の礎を築いた堀尾吉晴公とその一行が松江城に入城する様子を描いた時代絵巻「松江武者行列」を再現したものです。
我々としては卒業生がぬけ、新体制での初めての神楽出演でした。
みんなは金曜日の朝にバスで松江市に向けて出発しましたが、私は都合で一人後乗り、しかも例年は、夜行バスで寝てたらつくのですが、夜行バスの券が取れなくて、新幹線で向かいました。寝むたいけど寝たら起きれない自信があったので、寝むれない。。。だって乗り過ごしたら次は広島ですよ。夜中、広島から松江にいくすべなんてないですから。
そのかわり、ついたらホテルでグッスリ寝て朝風呂も入らせていただきました。
そして会場に向かう出発の朝。ホテルのロビーにて、、、
円陣を組みました。奥では和太鼓悳さんが気合を入れています。
われわれは特設ステージでの温泉津舞子連中さんとの神楽公演ですが、和太鼓悳さんは武者行列に参加されましたので、まず向かったのは行列の一行が待機している場でした。
男性女性、大人から子どもまでたくさんの人が鎧武者の格好をしていました。鎧を着た人たちは胸を張り、背筋が伸び、どこか誇らしげ。
今は平和な平成時代、かつては、死を覚悟した戦国時代。
時代は違えど鎧を着ると勇ましい気持ちになるのは、ジャパニーズスピリットというやつですかね。
一路松江城へ。
まず、着いて驚いたのは、火縄銃を松江鉄砲隊が披露していました。
2年前から彦根鉄砲隊の方々が参加されていたのですが、今年から新しく松江鉄砲隊が組織されたそうです。その記念すべき第一回目の射撃を見ることができました。
隊長「火薬用意!」
隊長「点火!!」
隊長「構え~」
ドン☆
私『・・・あれ、、、放ては!?』
焦って早とちりをして誰かが打ってしまったそうです。
おそらく、初めて火縄銃を手にした武士もこのようなの緊張感の中、戦場に立っていたのでしょう。
聞くところによると、この火縄銃は始めてやると準備から点火まで30秒かかるそうです。ということは、、、普通にやると、打つ前に切り込まれています。
つまり、火縄銃は隊列の組み方と隊の呼吸が一つになって初めて効果を発揮するもので、呼吸が合わないとただの宝の持ち腐れになるのですね。フムフム。
待ち時間があったので、松江城も見学してきました。(2回いっている私は、下のベンチに座り、お茶をいただきながら、感慨にふけっていました。)
<お茶席にて(もの〇け姫より)>
私「お茶を一つください」
店主「椀を出しなさい」
私「???これでいいですか?」
店主「ほう、雅な椀だな、そなたを見ていると古い書に伝わる古の民を思い出す。東の果てに赤鹿に跨り石の蕚を使う勇壮なるエミシの一族あり、とな」
私「はぁ。。。」
店主「肝心な事は場の雰囲気に食われぬ事だ。いや、これは師匠の受け売りだがな、さ、そなたのお茶だ。どんどん飲め」
※さっ、次いきましょ。
・・・。
※さっ、気にせず、次も読んでください。
そうこうしていると温泉津舞子連中のみなさんも到着され、出演の準備にうつりました。
特設ステージ一つ目は宍道神栄会さんによります出雲神楽『茅の輪』でした。
初めて生で出雲神楽というものを見ました。
神楽というものは『神降ろし』あるいは『神と一体になろう』という人々の心の中の思いが興され、生み出されたものなのだなと改めて感じました。
二つ目は、武者行列を終え、帰ってきた和太鼓悳さんによる演奏でした。こちらも、卒業生が抜けた新体制での演奏ということでした。準備をしていたため、見れていません。ので写真もありません。ただ音を聞いていると丁寧な演奏だなと思いました。
そして三つ目が石見神楽の披露です。会場は立ち見が出るほどの大入りでした。『恵比須』『大蛇』を温泉津舞子連中さんに混ざり、上演させていただきました。出演中のため、写真はありません。
出演後はどたばたでバスへと駆け込み、出発しました。
今回の武者行列の演出をされたも〇り先生が、石見神楽を見て、
『これこそ、芸術だ』
といってくださいました。
ありがたい感想です。
しかし、我々は素直に喜べませんでした。
それは反省点があったからです。
<帰りのバスにて、、、>
「今日の出演どうだった?」
「なんか、温泉津舞子連中にある楽屋での緊張感とか、引き締まった空気みたいなものが、うちらにはないよね。」
「うん、テキパキというか、、、」
「うん。」
「なんか、“伝統芸能を受け継いでるんだ”といったような空気だよね」
「やっぱりそれって必要だよね?」
「うん。」
「でも、うちらであの雰囲気が作れるのかな」
「どうすれば今のうちらがあんな空気を作れるのかな」
「もし、作れたとして、あの空気はうちらに合うのかな」
「あの空気をつくればいい方向につながるのかな。。。」
「けど、このままじゃ、駄目だよね」
「うん。」
「何から見直すべきなのか、稽古? 動き?? 感謝に対して???。。。 」
いろいろ話しました。
お茶屋の店主『肝心な事は場の雰囲気に食われぬ事だ。。。』
雰囲気に食われていたわけではないけれど、出演をする、伝統芸能を披露するということに対して、京都瓜生山舞子連中として、意識の部分で欠けていたものがあったように思います。
大学に帰ったあとも夜空の中集まり、今後の意識の確認と感謝の気持ちを態度で表そうと確認をしました。
今後出演をしていくには、今まで経験しなかったこと、自分の思っていた以上の高いレベルの意識を求められる。いや、もう求められている。
それに追いつけずに苦悩している今は、大変なことばかりだと思う。
けど、求められるからこそ、成長できる。だから、今の環境は大変かもしれないけど、幸せなことなんだと思います。
団体として、こう発想を転換し、考えるにはパワーがいりますが、いずれできると思います。あきらめず、続けていれば、、、。
そして、我々に出演機会をくれた人たちは、我々のやることに期待して、ときには自分の社運をかけて、出演を与えてくれているのだから、
その人たちの気持ちを感じて前へ進んでいかないといけない。と思いました。
“目の前に壁があるときは目の前の夢に対する思いの強さを証明するため。思いが弱い人はここで止まってしまう。”
“独りで成し遂げられることは多くはないのだよ。”BYランディ・パウシュ
まずは何でもいい。大きな事から、小さなことまで協力しよう。
そして、今の我々に合った、今の我々に必要な、楽屋での空気を見つけていきましょう。
次の日は高槻市の芥川高校で出演にありました。
そして、以外にもこの出演に『楽屋での空気』に対するヒント、いや答えが隠されていたのです。
瓜生山の風ミスター007
新歓キャンプ2日目の3月28日、新入生を前に「恵比須」を舞ってきました。
はじめに「呼び太鼓」・・・時間調節だったことは置いといて、「恵比須」と言う1つの演目だと思ってしまったらしく、長く感じたみたいですがあれは別物です!!
恵比須大黒さんはと言うと慣れない広さにとまどいつつ新入生を喜ばせようと頑張りました。
アメが痛かった方、しっかり見てください^^
参加してくれた新入生の方、ありがとうございました☆
ハプニングもなんとか乗り越え(?)終了、記念撮影もしました。
新入生のみなさんは楽しんでいただけたでしょうか?
反応は後半良かったみたいですね♪
まだまださまざまな演目があるのでぜひ見に来てもらいたいです!
以上、報告でした。
mi
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カウンター
プロフィール
HN:
サークルメンバー
性別:
非公開
自己紹介:
島根県西部に伝わる郷土芸能“石見神楽”の習得、研究、創作に取り組んでいる団体です。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
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