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たいへん長らくお待たせしました。
合宿が終わり1ヶ月がたったのにまだかけていないこのしまつ。忙しくてちゃんと書く時間がつくれなかったのは事実ですが、、、この上なく申し訳なく思っています。
4日目も朝はマラソンからはじまります。
この日は温泉津の商店街を抜け、小学校の横を通るコースでした。
小学校の横を通ると左側には小川のせせらぎが、マイナスイオンをたくさんすっていると、メンバーの声が、、、
マラソンでの出来事(もの〇けより)
忠相「何かいる」
私「何だろう」
忠相「わかりません。でも、人ではない・・・」
忠相「来よった」
私「二宮金次郎だ」
私「ヤックル、逃げろ」
忠相「小学校の方へ行く。門で待ち構える気だ」
S氏「手を出すな。本を貰うぞ」
私「鎮まれ、鎮まりたまえ。さぞかし名のある二宮金次郎像と見受けたが、なぜそのように熱心に本を読まれるのか、、、くそ、しかたない・・・グワ、、、」
忠相「007さまっ!」
私「忠相、触れるな。ただの本ではない」
私「アキさまを呼んでこい」
忠相「あっ、アキさま。」
アキさま「みな、それ以上近づいてはならぬぞ、この水をゆっくりかけておやり」
アキさま「いずこよりいまし荒ぶる神とは存ぜぬも、かしこみかしこみあおす」
はい、、、間単にまとめると、小学校の校門に二宮金次郎の銅像があったという話です。
この情景、よき日本の心を感じます。今の世の中、学校の帰りしに携帯をいじっている高校生はたくさんいますが、本を読んでいる高校生はあまり見なくなった気がします。
本はたくさんの知識を与えてくれます。(私も仕事をしだしてから本が好きになりました。)
本嫌いだった私がいうのもおかしい話ですが、みなさん、本を読みましょう。
体があったまったところで午前中は稽古です。
まずは、今福大先生の書に一礼。この日は『スマギリ』を教えてもらいました。師匠は午前中出演があったのですが、私たちの稽古を見てくれました。。。(泣)、、、感じますか。この愛を・・・。
午後からは温泉津舞子連中さんの出演を仁摩のサンドミュージアムで見ることができました。
まずは、『日本武尊(やまとたけるのみこと)』です。
日本武尊は、東国の平定に向かう途中、兄ぎし・弟ぎしに、大野に誘い込まれ八方より火を放たれます。しかし、そのとき尊の宝剣が自然と抜けて、草を薙ぎ払い、守袋の中の火打石で迎火をつけて、兄ぎし・弟ぎしを退治するという演目です。4人の息の合った舞がみどころでしょうか。
次は龍神です。
この演目は4年前に京都の学生と温泉津舞子連中が作った演目です。
『龍神』は我らが師匠です。師匠の神楽の世界観をみているような舞でした。お客さんもノリノリです。
!!子ども発見!!
島根では神楽を見ているとしばしば子どもがおそわれます。
保育園、幼稚園、小学校低学年のみなさん。島根にきて、神楽を見られるときはお気をつけ下さい。
最後はやはり『大蛇』でしょう。
大盛り上がりで幕を閉じました。
終わると子ども達が集まってきます。
「御幣ちょうだい~!」
「鬼棒ちょうだい~!!」
「蛇胴ちょうだい~~!!!」
まぁいろんな子が来ます。
いろんなおじさんも来ます。
、、、終わったあと楽屋裏でおじさんからこんな質問が、、、
「おい、『八幡』や『リンジン』はみんなやるのに何で『鍾馗』はやらんのんだ~~~」
リンジン、、、。『塵輪』(ジンリン)ですね。。。(笑)
この日は夜も龍御前神社で公演がありました。
私は『頼政』のぬえと『大蛇』をさせてもらいました。
内容は反省だらけの舞でしたが、そのおかげで成長でするための課題も手に入れました。
神楽は基本の型というものが合って何回も繰り返し練習する中でその型を身につけます。
すると意識することなく、舞の流れを止めることなく、まるで川の流れのように、自然に舞えるようになるのです。その瞬間、伝統の芸能が芸術に変わります。“美”の部分が垣間見える瞬間です。そこまで行きたいものです。
1~4日目まで文句なし、申し分なしの合宿内容でした。
そして、5日目へ。。。
瓜生山の風ミスター007
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最終日は石切り場へ行きました。
ここまさに温泉津の隠れ観光スポットです。
天然の自然の巨石を切り出している場所で、中は涼しくなっています。
なんとなく、おじぞうさんになった気分でハイパチリ!!
近くに竹林がありました。
その先には、、、なんとお墓が。
名前は忘れてしまいましたが、ある一族のお墓のようです。
石切の仕事は危険と隣り合わせのものでしょう。
いつ落石がおこるかわからない。
とてもさむい暗闇での作業。
石を切り出すときの粉塵をすいながらの作業。
そんな環境での仕事。命を落とすことがあったかもしれません。
その人たちの意志を受け継ぎ、弔い、守っているのがここのある一族なのかもしれません。
ただの想像ですが、、、みんなで手を合わせました。
自然の驚異に立ち向かう昔の男達の姿が感じ取れるスポットです。
切り出した石の破片が外にたくさん落ちていました。
簡単に割れます。字もかけます。いい音もします。芸術大学の学生の創作意欲をくすぐる素材です。
そしてこどものおもちゃになりそうな素材でした。
将来、地元の子ども達と地元の素材を使い、一緒になって何かやれそうだなと個人的に思いました。
新たな神楽団誕生か??
そんなこんなでついに帰りの電車がくる時間となりました。
帰るのが嫌でうなだれるT氏
車内では一言もしゃべらず、みな爆睡でした。
前にも述べましたが、この合宿では、たくさんの出会いと、たくさんの経験と、たくさんの思い出と、、、そして、やさしい気持ちをもらいました。自分たちは幸せだなと感じることができました。
師匠をはじめ、温泉津町のみなさん、ほんとうにありがとうございました。
やっぱり我々がめざすところは、このあたたかい人と人との交流を神楽や地域復興を通して生むことであり、このあたたかさを力にかえ、今の暗いニュースの多い、日本に発信することだと思います。
そのためには今後団体としてはさらなる“協力”が一番大事なのです。
みんなの意見を聞き、あ~でもない、こうでもないといいながら前に上にと団体として進んでいくこと、その協力から生まれる縁を大事にすることが大切なのです。
話が飛びますが、こないだあるメンバーが言っていました。
メンバーA「私らの中で恋愛話てあまりでないね。」
メンバーB「うん。だって、家族みたいになってるから」
『京都瓜生山舞子連中』はみんなが帰ってきて心を休め、はたまたお互いを指摘しあい、明日への活力を見出すための家(=場所)。
メンバーはおやじ(=師匠)、おふくろ(だれでしょう~)、そしてその兄妹達なのでしょう。
まだ、全員がそう思っているわけではないと思いますが、、、そう思えるの人が一人でもいるていうのはなんだか素敵ですよね。
団体として課題はたくさんあります。しかし、今、一つ一つまとまろうとしています。
夏に向けてたくさん出演機会もいただきました。
今後も、頑張ってゆきますので応援よろしくお願いします。
最後に、、、
『日々感謝』『日々感動』『日々勉強』この3本柱に、今回の合宿で得た経験を私なりに言葉にして一つ勝手に加えます。
それは、、、
『日々笑顔』
瓜生山の風ミスター007
お久しぶりです。ミスター007です。
長きにわたる『忙しさ』のトンネルからなかなか抜け出せずにいますが、GW以降、どこか、幸せな気持ちを感じて日々を送っています。
それだけに今回の合宿はよかったのでしょう。
さぁ3日目のはじまりです。
朝は、マラソンから始まりました。
眠い目をこすり、重たい足を上げ、走る、走る、、、いったいだれが『マラソンしよ~』なんて言い出したのか。。。
しかし、朝から太陽の光を浴び、自然の空気をいっぱい吸って、汗を流す。こんな気持ちのいい経験は京都じゃできません。というか、やろうという気になりません。
こんなところに牛が!!
柵もなく、野山にドンと居座っていました。このスケールさすが温泉津町井田。
こちらでも、7人くらい集まり、田植えをされていました。(井田の人たちは助け合って仕事をされておられるのですね。)
瓜生山の学生『おはようございます』
井田の人たち『どこからきたんだ~』
瓜生山の学生『京都です。温泉津舞子連中さんと神楽やらせてもらっているも者です』
井田の人たち『あぁ~知っとる、知っとる。新春神楽見に行ったで~、島根県の伝統をこんな若い人らがやってくれてるのは嬉しいな~』
瓜生山の学生『ありがとうございます。頑張ります。』
少しの会話ですが、温かい。。。
終わるころにはすがすがしい顔。
たった1時間ほどのマラソンにもたくさんの発見と出会いというドラマがありました。
さぁ、ご飯をたべて午前中は学生だけで稽古です。
昨日師匠に習ったことを思い出しながら、稽古しました。
すると、、、窓越しに!!!
地元の子ども達が、見に来ていました。
この子らとは私自身3年ぐらいの付き合いで、お互い名前も顔も覚えています。
稽古を終えた後、せっかく来てくれたので、いっしょに遊びました。
『なわとびしよ~』と子どもたち。
子どもの純粋さは本当に好きです。
この純粋さを見ると心が洗われる気分になります。(彼らは私がそんなことを考えているなんて知るよしもないですが、、、)
私はカメラを持っていたので、「ちょっと何でもいいから撮ってきてよ」と子どもの一人で(私の温泉津の親友(勝手に))通称たっけんに頼みました。
10分後戻ってきた、たっけん。
どんな写真がとれたかなとカメラを見ると、、、そこには、すばらしいショットの数々が、、、
(しばしの間、たっけん美術館をごらんください。)
何もかざっていません。
何もねらっていません。
ただ『きれいだな』と思うものを、そのままとっているだけです。
しかし、どの写真も『等身大の自然』が写っており、生き生きしているのです。
すごい、、、おそるべし、たっけん。
「美的センスっちゅうのは、はっきり言えば「人間性」ですね。」とって言ってる人に「どうだー」と言いたいですね。
初日、フォトコンテストで賞をとろうとして、カメラを構えていた私はみじめな気持ちになりました。
自然児たっけん。
自然が大好きなたっけんならと思い、カメムシ(=ヘコキ)が網のところについていたので、「たっけん、ヘコキもとってきてよ~」と頼んでみました。
すると、、、
「「「ヘコキは嫌だー」」」
と嫌な顔をして大声で叫んでいました。
心のさけびでした。
『ヘコキは嫌だー』やっぱりそこは同じなんだね。安心しました。
お昼をたべ、午後からは稽古です。ここでも出会いが待っていました。
『背すじを正し、生き方を正す』
師匠の工房(稽古場)に掲げてある書です。
あの石見の風こと今福大先生(いつかのブログで書きました。)の書だそうです。
これを、見て読むだけで気合が入ります。
やはり、超人です。今福さん!!
瓜生山の風である私も負けてはいられないので、今度、瓜生山の稽古場に(勝手に)書をはっておこうと思います。
文字は『禁酒、禁煙、禁欲』ですかね。
今日も丁寧に師匠に稽古をつけていただきました。
京都に帰ってみんなに教えられるように。。。
自分が覚えられるように。。。
メンバー一同は必死!めちゃめちゃ集中していました。
ちょいと休憩です。
すると、思わぬ訪問者が、、、
何を隠そう、た△〇〇神楽社中のみなさんです。(写真まずかったら言ってください)
たまたま師匠のところへ遊びにこられたのですが、
師匠の「教えてよ~」の一言で稽古を見てもらえる機会をいただけました。
まずは鬼囃子の模範演奏。
すごいです。楽が活き活きしています。
師匠の叩く楽もそうですが、本場の人の楽は音に“生き物”がやどっているかのごとく、活き活きしています。そして、うねりがあります。聞いていると体が勝手に動きだすような感覚を得ます。
やはくこの高みに到達したい、、、と思い聞いていました。そして、その後は、大太鼓、締太鼓、笛に分かれてご指導いただきました。
一時間ほど教えていただいたわけですが、その一時間からあと、私の大太鼓の雰囲気、音、スケールが(自分で言うのは変ですが)少し変わった(と思っています)のは言うまでもありません。
改めて、本当にありがとうございました。
我々が、うまくなりたいと求めた気持ちと、師匠の縁が合いまって実現した貴重な1時間でした。
今度は、『鬼剣舞×石見神楽Ⅲ』あたりで京都にご招待したいな~とブログを通じて超個人的にお願いしておきます。
ps昨日の稽古でも、メンバーの一人が『あぁ"~た△〇〇さんに教えてもらったことできない~』と言って稽古に励んでいました。
そして、そして、この日の夜は『龍御前神社』での神楽公演でした。
まずは『塩祓い』です。大太鼓の親歌にあわせて、楽屋裏で着付けをしながら子歌を歌います。それがいい。
次は十八番演目の一つ『塵輪』です。
鬼が口上を言う場面になりました。いつもなら、楽屋裏からマイクで言っていますが、ふと気付くと私一人でした。
やばい、口上なんて覚えてないぞ。台本はあるけど、温泉津バージョンはわからないぞ。。。と客席に目をやると目線の先には、昼に稽古をみていただいた、た、た、た、、た△〇〇神楽社中の方が、、、お願いしました。
すると、台本も見ず、温泉津バージョンの口上を完璧に言っておられました。声にも迫力があります。すごい。。。
「いつなんどき、必要になるか分からないから温泉津の動きを良く見ておくように」師匠によく言われていますが、、、改めてその必要性を実感しました。
温泉津でいっしょにやらせてもらうというのは、こういう意識を持っておくということなのですね。頑張ります。
途中、着付け体験も入りました。なんと北海道からこられていたお客さんもおられたそうで、、、
この次は『恵比須』です。(写真がありません。ごめんなさい。)
大太鼓を叩かせてもらいました。
稽古を教えてもらい、そのことをふまえ、すぐ本番で打たせてもらった。最高の経験ですよ。
最後はやはり『大蛇』です。恐れ多くも私、白蛇をさせてもらいました。
長い間、蛇をさせてもらっている私。
蛇胴に巻かれることはなくなりましたが、技の決め方、技と技のつなぎ、表現力、蛇胴さばき、稽古ではいつもあ~でもない、こ~でもないと考えながら取り組み、本場のを見てあぁここはこうか~と改め、また稽古を繰り返しています。夏までにまた、一段とうまくなりますよ~たぶん(笑)
温泉津のみなさんよろしくお願いします。
以上、満員御礼。拍手喝采で幕を閉じました。
帰りは温泉津の聖地『ポプラ(コンビニです。)』で夜食を買い、今日は晩餐会です。
今日の出会いに感謝しながら、夜遅くまで語りました。
酒も飲み、眠たさMAXだった私は、何をいったのか、何をしていたのか、まったく覚えていません。
温泉津に帰ってしまった師匠とこうやって酒を酌み交わし、語り合うことが少ないメンバーは「いいひと時だった。また、師匠と飲みたい」といっていました。こういう時間て大事ですよね。
いよぉ~今日という日をありがとう!
今日の出会いにそりゃ感謝!!
瓜生山の風ミスター007
長きにわたる『忙しさ』のトンネルからなかなか抜け出せずにいますが、GW以降、どこか、幸せな気持ちを感じて日々を送っています。
それだけに今回の合宿はよかったのでしょう。
さぁ3日目のはじまりです。
朝は、マラソンから始まりました。
眠い目をこすり、重たい足を上げ、走る、走る、、、いったいだれが『マラソンしよ~』なんて言い出したのか。。。
しかし、朝から太陽の光を浴び、自然の空気をいっぱい吸って、汗を流す。こんな気持ちのいい経験は京都じゃできません。というか、やろうという気になりません。
こんなところに牛が!!
柵もなく、野山にドンと居座っていました。このスケールさすが温泉津町井田。
こちらでも、7人くらい集まり、田植えをされていました。(井田の人たちは助け合って仕事をされておられるのですね。)
瓜生山の学生『おはようございます』
井田の人たち『どこからきたんだ~』
瓜生山の学生『京都です。温泉津舞子連中さんと神楽やらせてもらっているも者です』
井田の人たち『あぁ~知っとる、知っとる。新春神楽見に行ったで~、島根県の伝統をこんな若い人らがやってくれてるのは嬉しいな~』
瓜生山の学生『ありがとうございます。頑張ります。』
少しの会話ですが、温かい。。。
終わるころにはすがすがしい顔。
たった1時間ほどのマラソンにもたくさんの発見と出会いというドラマがありました。
さぁ、ご飯をたべて午前中は学生だけで稽古です。
昨日師匠に習ったことを思い出しながら、稽古しました。
すると、、、窓越しに!!!
地元の子ども達が、見に来ていました。
この子らとは私自身3年ぐらいの付き合いで、お互い名前も顔も覚えています。
稽古を終えた後、せっかく来てくれたので、いっしょに遊びました。
『なわとびしよ~』と子どもたち。
子どもの純粋さは本当に好きです。
この純粋さを見ると心が洗われる気分になります。(彼らは私がそんなことを考えているなんて知るよしもないですが、、、)
私はカメラを持っていたので、「ちょっと何でもいいから撮ってきてよ」と子どもの一人で(私の温泉津の親友(勝手に))通称たっけんに頼みました。
10分後戻ってきた、たっけん。
どんな写真がとれたかなとカメラを見ると、、、そこには、すばらしいショットの数々が、、、
(しばしの間、たっけん美術館をごらんください。)
何もかざっていません。
何もねらっていません。
ただ『きれいだな』と思うものを、そのままとっているだけです。
しかし、どの写真も『等身大の自然』が写っており、生き生きしているのです。
すごい、、、おそるべし、たっけん。
「美的センスっちゅうのは、はっきり言えば「人間性」ですね。」とって言ってる人に「どうだー」と言いたいですね。
初日、フォトコンテストで賞をとろうとして、カメラを構えていた私はみじめな気持ちになりました。
自然児たっけん。
自然が大好きなたっけんならと思い、カメムシ(=ヘコキ)が網のところについていたので、「たっけん、ヘコキもとってきてよ~」と頼んでみました。
すると、、、
「「「ヘコキは嫌だー」」」
と嫌な顔をして大声で叫んでいました。
心のさけびでした。
『ヘコキは嫌だー』やっぱりそこは同じなんだね。安心しました。
お昼をたべ、午後からは稽古です。ここでも出会いが待っていました。
『背すじを正し、生き方を正す』
師匠の工房(稽古場)に掲げてある書です。
あの石見の風こと今福大先生(いつかのブログで書きました。)の書だそうです。
これを、見て読むだけで気合が入ります。
やはり、超人です。今福さん!!
瓜生山の風である私も負けてはいられないので、今度、瓜生山の稽古場に(勝手に)書をはっておこうと思います。
文字は『禁酒、禁煙、禁欲』ですかね。
今日も丁寧に師匠に稽古をつけていただきました。
京都に帰ってみんなに教えられるように。。。
自分が覚えられるように。。。
メンバー一同は必死!めちゃめちゃ集中していました。
ちょいと休憩です。
すると、思わぬ訪問者が、、、
何を隠そう、た△〇〇神楽社中のみなさんです。(写真まずかったら言ってください)
たまたま師匠のところへ遊びにこられたのですが、
師匠の「教えてよ~」の一言で稽古を見てもらえる機会をいただけました。
まずは鬼囃子の模範演奏。
すごいです。楽が活き活きしています。
師匠の叩く楽もそうですが、本場の人の楽は音に“生き物”がやどっているかのごとく、活き活きしています。そして、うねりがあります。聞いていると体が勝手に動きだすような感覚を得ます。
やはくこの高みに到達したい、、、と思い聞いていました。そして、その後は、大太鼓、締太鼓、笛に分かれてご指導いただきました。
一時間ほど教えていただいたわけですが、その一時間からあと、私の大太鼓の雰囲気、音、スケールが(自分で言うのは変ですが)少し変わった(と思っています)のは言うまでもありません。
改めて、本当にありがとうございました。
我々が、うまくなりたいと求めた気持ちと、師匠の縁が合いまって実現した貴重な1時間でした。
今度は、『鬼剣舞×石見神楽Ⅲ』あたりで京都にご招待したいな~とブログを通じて超個人的にお願いしておきます。
ps昨日の稽古でも、メンバーの一人が『あぁ"~た△〇〇さんに教えてもらったことできない~』と言って稽古に励んでいました。
そして、そして、この日の夜は『龍御前神社』での神楽公演でした。
まずは『塩祓い』です。大太鼓の親歌にあわせて、楽屋裏で着付けをしながら子歌を歌います。それがいい。
次は十八番演目の一つ『塵輪』です。
鬼が口上を言う場面になりました。いつもなら、楽屋裏からマイクで言っていますが、ふと気付くと私一人でした。
やばい、口上なんて覚えてないぞ。台本はあるけど、温泉津バージョンはわからないぞ。。。と客席に目をやると目線の先には、昼に稽古をみていただいた、た、た、た、、た△〇〇神楽社中の方が、、、お願いしました。
すると、台本も見ず、温泉津バージョンの口上を完璧に言っておられました。声にも迫力があります。すごい。。。
「いつなんどき、必要になるか分からないから温泉津の動きを良く見ておくように」師匠によく言われていますが、、、改めてその必要性を実感しました。
温泉津でいっしょにやらせてもらうというのは、こういう意識を持っておくということなのですね。頑張ります。
途中、着付け体験も入りました。なんと北海道からこられていたお客さんもおられたそうで、、、
この次は『恵比須』です。(写真がありません。ごめんなさい。)
大太鼓を叩かせてもらいました。
稽古を教えてもらい、そのことをふまえ、すぐ本番で打たせてもらった。最高の経験ですよ。
最後はやはり『大蛇』です。恐れ多くも私、白蛇をさせてもらいました。
長い間、蛇をさせてもらっている私。
蛇胴に巻かれることはなくなりましたが、技の決め方、技と技のつなぎ、表現力、蛇胴さばき、稽古ではいつもあ~でもない、こ~でもないと考えながら取り組み、本場のを見てあぁここはこうか~と改め、また稽古を繰り返しています。夏までにまた、一段とうまくなりますよ~たぶん(笑)
温泉津のみなさんよろしくお願いします。
以上、満員御礼。拍手喝采で幕を閉じました。
帰りは温泉津の聖地『ポプラ(コンビニです。)』で夜食を買い、今日は晩餐会です。
今日の出会いに感謝しながら、夜遅くまで語りました。
酒も飲み、眠たさMAXだった私は、何をいったのか、何をしていたのか、まったく覚えていません。
温泉津に帰ってしまった師匠とこうやって酒を酌み交わし、語り合うことが少ないメンバーは「いいひと時だった。また、師匠と飲みたい」といっていました。こういう時間て大事ですよね。
いよぉ~今日という日をありがとう!
今日の出会いにそりゃ感謝!!
瓜生山の風ミスター007
みっちり3時間の稽古を終えたところで、夕食の時間です。
今日の夕食は、宿泊所の井田地区のみなさんからBBQパーティーを開いてくださるというとてもありがたいお話をおただき、学生と井田地区のみなさまによるBBQの準備が始まりました。
女性の方総動員での料理。
厨房がにぎわっています。
男性はというと、隣の部屋で井田名物のそば打ちです。
そばってこねるのがとても難しく、粉をまとめるために水をたくさん入れたくなりますが、ほんの少しの水でこねていくとうまくまとめっていくのです。
温泉津の男性もとい、お父さんたちの様子を見ていると、、、
分量はだいだい、こね方は感覚、きり方は適当・・・しかし、無駄のない動きと手さばき、一流です。
3年目のM氏は手際よく切っています。
初年度からのいる師匠は実はそば切り初経験。
目にゴミが入ったわけではありません。
目をつぶっているわけでもありません。
たまねぎみたく、目にしみたわけでもありません。
均等に切ろうと細目をしているのです。
そうこうしていると厨房からいいにおいが、、、
猟師のお父さんがシシ肉を料理してくれています。
稽古後のぺこぺこのお腹、、、あまりのいいにおいつつられ、、、準備中の女の子達が集まってきました。
つまみ食いをしようとねらっています。というか、味見という名の“つまみ食い”が始まっています。
完成。
肉を食べる前に、まずは始まりのそば一杯をみなさんで。
このそば、味はうす味、そばの太さはバラバラ、トッピングはのりのねぎという(言っちゃなんですが、)見た目は普通のそぼです。
しかし、!うまい、、、。
ほんとにうまい、、、というかあたたかい。
味を超えた、『愛情を食べている』気分です。
もうたまりません。温かすぎて泣けてきます。
これだけでお腹いっぱいになりました。
さあ次はBBQのスタートです。
大BQ大会のスタートです。
お父さんA『あんた、またきたんか~』
お父さんB『あんた、井田に嫁にきんさい』
お父さんC『農業せんか~』
お母さん『肉隠しとるし、さっ、酔っ払い(お父さん達)に食べられんうちに、あんたらいっぱい食べな』
猟師のお父さん『よっしゃ、次来たときはシシ鍋したるわ~』
『(笑い声)わっはは、わっはは~』
ぱっと聞くとなにげない言葉。
しかし、私たちは京都からきたよそ者です。あかの他人です。
なのに、そんなの関係ねぇと言わんばかりに、私たちに温かい料理、温かい言葉、温かい笑顔をもらいました。
この夜は本当にお腹いっぱい、気持ちいっぱいになりました。
片付けの時、いろりの火に当たりながら、しみじみと自分を振り返ってしまいました。
『人類みな兄弟』
『人類みな家族』
この言葉、あながちうそではありません。そんなことを身をもって体感した私は幸せです。
井田地区のみなさま、本当にありがとうございました。
そして、これからも瓜生山舞子連中は温泉津を盛り上げて行きますので、よろしくお願いします。
つづく。
瓜生山の風ミスター007
今日の夕食は、宿泊所の井田地区のみなさんからBBQパーティーを開いてくださるというとてもありがたいお話をおただき、学生と井田地区のみなさまによるBBQの準備が始まりました。
女性の方総動員での料理。
厨房がにぎわっています。
男性はというと、隣の部屋で井田名物のそば打ちです。
そばってこねるのがとても難しく、粉をまとめるために水をたくさん入れたくなりますが、ほんの少しの水でこねていくとうまくまとめっていくのです。
温泉津の男性もとい、お父さんたちの様子を見ていると、、、
分量はだいだい、こね方は感覚、きり方は適当・・・しかし、無駄のない動きと手さばき、一流です。
3年目のM氏は手際よく切っています。
初年度からのいる師匠は実はそば切り初経験。
目にゴミが入ったわけではありません。
目をつぶっているわけでもありません。
たまねぎみたく、目にしみたわけでもありません。
均等に切ろうと細目をしているのです。
そうこうしていると厨房からいいにおいが、、、
猟師のお父さんがシシ肉を料理してくれています。
稽古後のぺこぺこのお腹、、、あまりのいいにおいつつられ、、、準備中の女の子達が集まってきました。
つまみ食いをしようとねらっています。というか、味見という名の“つまみ食い”が始まっています。
完成。
肉を食べる前に、まずは始まりのそば一杯をみなさんで。
このそば、味はうす味、そばの太さはバラバラ、トッピングはのりのねぎという(言っちゃなんですが、)見た目は普通のそぼです。
しかし、!うまい、、、。
ほんとにうまい、、、というかあたたかい。
味を超えた、『愛情を食べている』気分です。
もうたまりません。温かすぎて泣けてきます。
これだけでお腹いっぱいになりました。
さあ次はBBQのスタートです。
大BQ大会のスタートです。
お父さんA『あんた、またきたんか~』
お父さんB『あんた、井田に嫁にきんさい』
お父さんC『農業せんか~』
お母さん『肉隠しとるし、さっ、酔っ払い(お父さん達)に食べられんうちに、あんたらいっぱい食べな』
猟師のお父さん『よっしゃ、次来たときはシシ鍋したるわ~』
『(笑い声)わっはは、わっはは~』
ぱっと聞くとなにげない言葉。
しかし、私たちは京都からきたよそ者です。あかの他人です。
なのに、そんなの関係ねぇと言わんばかりに、私たちに温かい料理、温かい言葉、温かい笑顔をもらいました。
この夜は本当にお腹いっぱい、気持ちいっぱいになりました。
片付けの時、いろりの火に当たりながら、しみじみと自分を振り返ってしまいました。
『人類みな兄弟』
『人類みな家族』
この言葉、あながちうそではありません。そんなことを身をもって体感した私は幸せです。
井田地区のみなさま、本当にありがとうございました。
そして、これからも瓜生山舞子連中は温泉津を盛り上げて行きますので、よろしくお願いします。
つづく。
瓜生山の風ミスター007
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プロフィール
HN:
サークルメンバー
性別:
非公開
自己紹介:
島根県西部に伝わる郷土芸能“石見神楽”の習得、研究、創作に取り組んでいる団体です。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
これまでに大分、高知、大阪、そして京都と全国各地で公演を行っており、冬には島根県大田市温泉津町にて
『新春神楽』という舞台公演を企画し、地元及び観光客の方々に披露しております。
2005年より京都造形芸術大学において地域に残る歴史や文化、芸術に着目し、地域活性化につなげようと
『温泉津プロジェクト』を発足しました。
毎年夏に行われるこのプロジェクトは、過疎化の進みつつある島根県大田市温泉津町を、地元の神楽団である
「石見神楽温泉津舞子連中」と京都造形芸術大学の学生による「京都瓜生山舞子連中」とが協力し地域活性化を目指し、
様々な催し物を企画し行うプロジェクトです。
2008年からサークル活動としても動き出し、夏のプロジェクトとしての活動だけではなく、
一年通して芸能の習得、研究を目的として日々精進しております。
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